私たちのカウンセリングポリシー
カウンセリングとカウンセラーの役割について
私たち の人生には、楽しいこと、嬉しいことばかりではなく、辛いこと、苦しいことも沢山あります。
どうしたらこんな苦境から抜け出せるんだろうと煩悶したり、絶望的な感情に襲われたりすることも稀ではありません。
何故だか分からないけれど気持ちが落ち込む、やる気がでない、そんなこともあるでしょう。
あるいは進むべき道を見失い、自分自身までも見失ったような気分になることだってあります。
そんなとき、あなたの心の糸はこんがらがってしまっていて、それをほぐすための引き出し口も見つけられず、何とかしようとあがくほど糸はもっと絡み合いぐちゃぐちゃになるばかりです。
こういうときには、落ち着いて状況を整理し、混乱をほぐす糸口を見つけて少しずつ引き出していきながら、問題解決を模索するような態勢が必要です。
その態勢を作っていくのが「カウンセリング」であり、クライアントさんとともにその労を分かち合うのが「カウンセラー」の役目だと考えています。
カウンセリングの手法について
カウンセリングに関しては、専門家の間でも沢山の異なった見解があります。
その手法は、「来談者中心療法」「精神分析療法」「認知行動療法」「家族療法」「ゲシュタルト療法」「森田療法」「芸術療法」など多種多様です。
これらの療法は依って立つ心理学理論に違いがあり、それぞれ独自のやり方や手続きを持っています。
しかしアプローチの方法は違っても、究極的にはその目指すところは同じです。
カウンセリングは謂わば「登山」であり、どの道を行っても目指すのは「頂上」にほかなりません。
クライエントさんは誰でも、「問題」という山の上り口に立っています。
その山は高いのか低いのか、険しいのか割合平坦なのか、その全貌は見通せません。
登りながら確かめていくしかないのです。
手法を選ぶなら最も上りやすい方法を採るのがよいのですが、それも一概には言えません。
最上と思える方法が却って迷いを生んでしまったり、迂回して慎重を期した方が良い場合があったりします。
カウンセラーは一つ一つの道筋を確かめながら、懸命に登るクライエントさんと常に手を携え、その進路と安全を守って頂上を目指します。
登り遂げてともに眺める頂上の風景は、どの道を辿っても同じように感動的です。
カウンセリングにおける心理学理論について
私たちは、クライエントさんがそれぞれに異なる問題に取り組むのに最適と思われる道を選び、案内し、頂上までともに登ることを志しています。
そのために必要なのが優秀な道具です。
「問題」の山に挑む登山びとにとって、有用な道具となるのは使い勝手のいい「心理学理論」です。
それは人によって、またケースによって「精神分析」であり、「人間性心理学」であり、「認知・行動理論」であったりします。
どの道具も万能ではありませんが、優れた特徴をもっています。それらは前述した「カウンセリングの手法」にも通ずるもので、それぞれに使う「道具」の名称が付されているものが多いですね。
私たちが主にお勧めしている道具は「交流分析」という心理学理論です。
もちろん「交流分析療法」なる手法も存在します。
しかし私たちは、「手法」を先に定めることをよしとしません。
違う道具を必要とする方もいるからです。
私たちがあくまでもカウンセリングの主眼とするのは、そのクライエントさんの目の前にそそり立つ「問題」という山を登り、その頂上に到達することなのです。
個人カウンセリング
(キャリアカウンセリング・こころの相談・法律相談)
会員 | 6000円(50分) |
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一般 | 7000円(50分) |
※延長30分につき、会員3,000円、一般4,000円の追加料金が必要となります。
※ご希望があればZoom(ズーム)での遠隔カウンセリングも行っております。料金は上記と同じです。