歯の衣なんぞ脱ぎ捨てろ!

 ふとしたはずみで見つけたサイト↓。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2010/07/post-63e2.html
 このくらい歯に衣着せずに物言えたら気持ちいいだろうねえ…
と、今日はのっけから人の褌で相撲をとるかなりんです。
(書いた名前も一部かぶってるし、勝手にちょっと親和感)
 それにしても「みんなの党」って何だ?
 毎日読んでる「福祉」のテキスト。
先月は「介護保険制度」、今月は「障害者自立支援制度」。
立て続けに「福祉の二重苦」が来たと思ったら、来月は
「児童・家庭福祉制度」だから、早々に「三重苦」の揃い踏み。
 長ったらしい法律の名前が、これでもかとばかりに羅列された
文面の行間に、筆者のそこはかとない苦悩がにじみ出る。
「福祉」は「市場原理」には馴染まず、しかし、この国には金が無い。
「みんなの金」を使うには「みんなの合意」が必要だ。
「介護予防制度」とか「自立支援制度」を彩る高邁な理念の陰で
切り詰められる福祉政策。どの章の最後にも「課題は多い」の
ひと言がある。歯に衣着せまくって理想を解く筆者の胸中に
渦巻くや虚無の嵐。
 そして…先週読み終えた桜庭和樹著「私の男」の結末は
この上なく衝撃的ではあるけれど、ぎりぎりのところで
リアリティーが無いっていうか、どうも歯に薄い衣が被っている
感じが否めない。だって小説は「みんな」に読んでもらわないと
金にならないからね。真っ裸では「みんな」顔をそむけて
しまうからね。何年か前の「紅白歌合戦」みたいになっちゃう
からね。
 目に青葉、口にはマスク、歯に衣を!
 
 ↑「みんなの標語」
 

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