今日、電話が壊れてかけられないという実家に顔を出し、FAX兼用機
 を取り換えた。説明書通りにつなげると、無事電話をかけることが出来るよう
 になった。
 その後、付けっ放しのTVに気づいたら地震以降何かと話題のACのCM。
 私の年代だと、公共広告機構の方がピンと来るのだが。ちょっと前までは、
 ○○××子は一体何度癌になったのか、とうんざりされていたのがだが、
 今のはもっと不気味。何かと日本を連呼しちゃって・・・何、あれ??
 気持ち悪くて見てられない。
 今回の地震は津波と原発事故まで重なって、非常に影響の大きいものだけど、
 日本全土同じように困っているかというと、多分違うと思う。だいたい、
 神戸のときも、それはショッキングなものだったが、神戸の震災だったし、
 新潟も、以前の奥尻島のときもそれぞれその地域のまず問題だった。それが、
 東京が含まれると途端に「日本」となってしまう。作り手、送り手が東京に
 集中しているせいとしか思えない。
 もちろん原発の問題、東京の一極集中の問題、等これからの私たちにとっても
 ターニングポイントになるような天災+人災ではあるのだが、それは決して
 「日本を信じる」とか「日本人を信じる」等という思考停止したようなキャッチ
 フレーズではくくれないものであるのだ。そして、日本だけにしか、関心が
 向かないようでは乗り越えられる問題ではないだろう。