ドーパミンの逆襲

 今日は昨日に引き続き花冷えの一日。
浮かれ気分で出歩くにはちと肌寒く家籠り。
ろくな花見もしないうちに桜も終わってしまいそうだ。
 今日は心理士のTさんが来てちょっとお喋り。
彼女が今読んでいる「自分を変える教室」という
本によると、脳内で分泌され、快感をもたらすと
言われるドーパミンという物質は、ただ快感を
得られるという期待感を強める作用をするだけで、
それ自体によって満たされた気分になれるわけでは
ないらしい…のだそうだ。
 そういえば先日私の読んだ「脳内麻薬」という本
にも同じようなことが書かれていた。確かに眼の前に
おいしそうな食べ物があれば、「おいしそう」と感じて
脳はドーパミンを出しまくる。しかしそれを実際に
食べれば、段々に興奮は収まり、ドーパミンの分泌は
抑えられる。お腹が満たされた平安な気分は、
ドーパミンのつくり出すものではなく、むしろドーパミンの
分泌を抑えるセロトニンなどの物質が関わっているらしい。
 しかし、強い刺激のもたらす快感を求める欲求が
過大化すると、ドーパミンは過度に分泌されてもう
止まらなくなってしまう。それが「依存症」である。
なるほどそうか…。
 「依存症」といえば、ただ今禁煙3か月目の私。
日々脳内物質と戦っている感じである。
例えば食事の後とか仕事の合間とか、「喫煙」の
快感を求めるドーパミンがまだまだ分泌するのである。
それを鎮めるのが専らアーモンドスカッチというお菓子。
何袋も買い置きして、煙草を吸いたくなるたびに
ぼりぼりやっている。おかげでじわじわと体重が
増えつつあるけど、ドーパミンに太刀打ちできるのは、
今のところこれしかない。
 「自分を変える」というのは、畢竟ドーパミンとの
戦いなのか。敵はなかなか手強そうだ。これ以上身体に
脂肪がつかないうちに、アーモンドスカッチの次の手を
考えなければなるまい。
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