歌謡曲のタイトルではありません。
昨日の私の仕事です。
昨年秋に依頼を受けていた江戸川区立西葛西図書館での講演会。
確かに寒い時期とはいえ、よりによって雪とは!
それもけっこう積もりそうな勢い。
されど「西葛西に講演を待つ人あれば、それがたった一人でも
出かけて行く」という宮沢賢治精神に燃えていざ出陣。
以前何年かこの街で暮らしたことがあると言い、
懐かしがることしきりのアシスタントS君と共に
会場に向かいました。
この寒い中を館長と担当の職員さんが図書館の玄関前で出迎えてくださり、
丁重に案内されて控え室へ。
転任していらしてまだ間もないという女性館長とご挨拶を交わしました。
職員さんたちはあいにくの悪天候を嘆きながらも、熱心に準備を
進めておられました。
前日この街に住む昔の知り合いから、私の名前を区報で見たと
久々に電話がありました。
彼女はあいにく都合があって来られないとしきりに残念がって
いましたが、その彼女の話によると、この西葛西図書館は、
区内の図書館の中でも先駆的な試みをするところとして
最近注目の図書館なのだそうです。
確かに館長も職員さんたちも意欲的で、館内には明るく
エネルギッシュな雰囲気が漂っていました。
さて、そうこうするうちに開演の時刻となり、
会場に足を踏み入れてみるともうびっくり。
何と25人もの方が集まってくださっていました。
定員の40名には満たないものの、「もしかしたら一桁かも」
という私の予想は見事に裏切られました。
職員の皆さんのご努力の賜物ですね。
この日のテーマは「キャリアプランと適性ー
自分を知って 仕事に生かそう」。
「就職や転職を考えている人たちに役立つ
ようなお話を」 というご依頼だったので、
それに合わせました。
「タイトルもお任せします」 ということで、
これでも結構あれこれひねくり廻したのですが、
「よし、これで行こう」と決めたときは、
「うーん、我ながら何と素晴らしいタイトル!」と
相変わらずの自画自賛。
担当職員さんからも「すごく興味をそそられるタイトル、
私も出てみたくなっちゃいます」とメールを頂き、
「まぁ、私って天才?!」と益々増長。
当日無情にも降りしきる雪は、少しその過剰な自信を冷やせ
ということだったのかもしれませんね。
しかしそんなことでは身体は冷えても心は冷えぬ熱の女かなりん。
雪にもめげずに来てくださった25名の大聴衆(?!)を前に
いやがうえにも燃えてしまいました。
「講演」といっても一方的に壇上からお話するのは
好きじゃないので、2種類の簡単なテストをして
その結果を見た上で、参加者の方々とやり取りをしながら
進めていくような構成にしました。
嬉しかったのは、皆さんが振り返りシートに
「すごくためになった、来てよかった」とか、
「もっと聞きたいから連続講座にして欲しい」とかいう
感想を寄せてくださったこと。
「やっぱり私って天才?!」。
さすがの雪も諦めたのか、はたまたあきれ果てたのか、
帰る頃には雨に変わっておりました。万歳!!
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