社会不安と経営

不況による社会不安が世界のあちこちで暴動を起こしている。
政治の世界では偶然は無いというが、最近の目まぐるしく変化する
世界情勢をマスコミを通して観ていると底知れない恐怖を覚える。
国内における政治の空洞化はいつまで続くのか・・。政治と経済は連動
しているものだ。口調は一刻も早く景気回復を最優先と言いながら、遅遅
として進まない景気対策の遅れは尋常では無い危機感となって迫り来る。
毎日報道される大企業のリストラや内定取り消しなど前代未聞と言えよう。
一時は持ち直すかと思えたソニーの株価は2003年のソニーショック時より
値を下げ2000円を切った。それにしてもソニーの縮小は大幅で他企業の影響
を考えると恐ろしい。
毎日の情報から目を逸らしたいが、そうもいかない。
経営者を夫に持つ身としては、もろに影響を受けそうだ。
いや、夫だけでは無く、実の弟も姉も経営者なだけに不安が増大する。
夫や弟は経験が長く20数年来で、姉は今年の春からの起業だ。
まさか兄弟3人が全く違う業種で経営に携わるとは思いもよらなかった。
弟は起業3年目で倒産の危機に瀕し、夫は10年目で苦渋を味わった。
全くのド素人である私は、弟の会社建て直しに担ぎ出される羽目になった。
毎日毎日苦しい日々が続き約1年半の延命後、倒産した。
その間、夫の会社は順調に業績を伸ばしバブル絶頂期には自信満々の経営振り
だった。
そして、私が夫の自信過剰振りに疑心暗鬼になり始めた頃、夫は落とし穴に落
ちた。その結果、又しても私は夫の会社再建の為に担ぎ出された。
弟は倒産後、借金苦で苦しみながらも再度起業し現在に至る。
夫は経営難に陥った株式会社を保持する為に有限会社を設立した。
そして夫は株式会社に席を置きながら有限会社の経営をし、経理を私に委ねた。
夫の有限会社設立の話は、弟の会社倒産後のある朝、突然私に告げられた。
僅か2週間で立ち上げの書類から登記まで、夫の指示に従い全て自分でやった。
それから1年後、色々な難題を乗り越えながら利益を得、その利益は株式会社の再
建に大きく貢献し、株式会社は存続の危機を脱して現在に至る。
検査技師の私が何故、好きでもない経営の協力をしなければならないのか・・知ら
ない、出来ない、無理などというものなら・・やりもしないで文句言うな!と叱責
されながら・・でも利益を生む経営は、そのうち面白くなり知らなかった経済界に
興味を抱くようになった。
株式会社の方は手形を扱う事は無かったが有限会社の方は6割が手形商売だった。
その為、常に不渡りの不安が付きまとった。ついに、設立3年後その不安に絶えかね、
夫の株式会社の再建のメドがついた頃に、有限会社の規模を縮小し現金商売のみに
切り替えた。
手形商売をしていた時の有限会社の年商は、億を数え無理に縮小した直後は、判断
ミスだったかな?と後悔した。しかし業界の不振が露わになり心配していた事が現
実となった・・一歩間違えれば、とんでもない借金を抱えていたかも知れない。
経営者は一瞬たりとも気を抜けば社会の闇に飲み込まれそうだ。毎日を真剣勝負で
生きているように見える。それでも社会の情勢に大きく影響され、先に先にと社会
情勢を読み判断しなければならない。
今まさに姉が悪戦苦闘中だ。しかしイキイキとしていて、その姿を見るのは嬉しい。
又、姉の手助けをする時が来るかも知れない。
しかし今度は規模は小さく余程の事がなければ泣くような事はない。経験上の見通し
だが。。
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