準工業地帯の裏路地の目立たない場所に在った。
二階建ての外階段を上がり、中に入るとガラ~ンと
して静かで殺風景。
「ん?大丈夫?」本当に、ここ?
半分帰ろうか・・と、まで思ったが座席に案内された。
どのテーブルにも鉄板が無い。どうやって肉を焼くのか?
と思っているうちに七輪が運ばれて来た。いや~レトロ!
恐る恐る、肉を注文し、パクリ。
思わず、夫と目を合わせるや絶句!何と、予想に反して美味。
ふと気付くと満席で待っている人までもが居た。
このお店は自宅の近所に在った。
30年近くも、この地に住んでいるのに、まるで知らなかった。
こんな事が有るなんて・・。このお店は全く目立たない。
一枚の地味な看板があるだけだ。
何を食べても美味で、小皿に焼き肉のたれが残り僅かとなった、
その瞬間、若い店員さんが、たれを付けたしてくれた。
そろそろウーロン茶が欲しいなと思っているとス~ッと出て来た。
何気ないタイミングに店内を見渡すと、隅に立つ店員が全座席に
気を配っているのが見てとれた。なるほど。
比較的、お肉のお値段は高い。
しかし、その気配りと味の良さは絶品。
暫くは、通う事になりそうだ。
何と言っても、お店繁盛のコツは人に対する色んな意味での気配
りにあるのだろう。
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