箱根の山は真っ白だった。

やはり2月は寒い。
先週の連休、箱根に出掛けた。
幾つものコースを巡る予定があっ気なくオジャンになった。
雨混ざりの雪で山々は、一夜明けると真っ色。
楽しみにしていた交通機関はストップし、湯元の商店街は
行き場の無い人達で溢れた。
降りしきる雪の中、目の前に広がる小高い山を少しでもいい
から歩きたいと思うが、夫がとんでもないという面持ちで反
対し断念した。
ほんの少し、宿から駅までの山道を風情に浸りながら歩いた。
今日は「ENISHI」には、お客さんが来ているだろうか?
寒い中、お店を開店させているのだろうか?
前を歩く夫の後ろ姿を目で追いながら、時々立ち止まっては
写真を自由気儘に撮り続けた。
夫は前に進んでは、後を振り返り、笑いながらユックリ待って
いた。
これだけでも十分癒された気がした。
何が自分の中で閉塞感として残っていたのか?
多分、それは焦りだったのかな・・と思う。
そればかりではないだろうが。
自分では気が付いていなかったが、自分で自分を追い詰める
脚本が雪降る景色の中で浮かび上がって来た。
ああ、やっぱりセッカチだ。
気がついて、穴から這い上がっても、又同じ穴に落ちる。
いつかは落ちなくなるのだろうか?
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