アナログ礼賛

 CSN恒例の忘年会は明日決行です。
今年は会場選びが難航したのですが、
下見と試食を繰り返しやっと決まりました。
それでも味とボリュームが予想通りかどうかは
そのときになってみないと分かりません・・・と、
お酒が飲めないかなりんとしては、どうしても
食べ物にこだわってしまうのですが、忘年会の楽しみの第一は、
何といっても余り普段お会いできない方が来てくださることです。
今年も何人かそういう方々から「出席」のご返事があり、
今から楽しみにしています。
 今年は、コアメンバーとレアゲストを含め、
例年に増して大人数で、賑やかになりそうです。
そんななか、例の「W大学セクハラ相談室」に
於ける「情報漏えい事件」のあおりを受けて
出席できなくなってしまったメンバーがいます。
何とも残念です。
 彼女は今事後の対処に追われているようですが、
さぞかし大変なこと思います。
それにしてもデジタルデータというのは怖いですね。
簡単に持ち出すことができるし、自分にその意図がなくても
知らないところで流出してしまう。W大の事件もどうやら
ウィルスに汚染されたPCを使ってデータを整理しようとして
起きたことらしいです。
 こんなことが身近に起きてみると、改めて
気をつけなくちゃあと思います。私がかつて勤めていた
サンプラザ相談センターのような、何万件もの相談データが
あるところなぞ、よほどの注意と管理がなければ同じような
憂き目に遭っていたかもしれません。
そんなことを想像するとぞっとしますね。
サンプラが紙データで本当に良かったと思います。
今のようにデジタル化が進む前に閉鎖したのは、
それこそ「不幸中の幸い」だったのかもしれません。
 私は今でも相談の内容はペーパーに肉筆で記録しています。
日々の仕事にパソコンが欠かせなくなってはいますが、
どうも根本的な仕組みが分からないものには全幅の信頼が
置けない気がするのです。以前ホームページのサーバー管理会社から
突然「ホームページが何ものかによって侵入されているので
こちらでストップしている」との連絡があり、「データを全部更新してください」
と言われたときは、訳がわからないまま、「ウチのホームページに侵入して
何の得があるんじゃあ!!」と喚き散らしながら一日がかりで作業をしました。
すっごく大変でしたが、結局自分が遭遇しているその災難がどこでどうして
起きたのかはイマイチ理解できませんでした。
 メールなんかもちょっと間違えれば、関係のない人が
見ちゃうこともありうる。だから相談内容に関することは
できるだけメールではやりとりしないようにしています。
思えば手紙を書いて封筒に入れて糊付けして〆印を書くようなことに
ずっと慣れ親しんできてしまった私のような世代には、
クリック一つでポンと送れるメールというのはお手軽な分
何となく胡散臭い感じがしちゃうのです。
 それにデジタルデータというのは、PCの不調で何時パーに
なっちゃうか分からないという不安もつきまといます。
今回のことで「おゝ、やっぱりアナログに如くものはなし!」
の感慨を新たにしたかなりんです。
 だからという訳ではないのですが、忘年会の二次会は
恵比寿駅付近の「アナログ」というカフェを予約しました。
とても雰囲気のいいお店なのですが、難点はビルの4Fに
あるのにエレベーターがないこと。それが「アナログ」という
店名の由来なのかもしれません。いい気分で酔いの回った
面々にはちょっぴり辛いかもしれませんが、これも足腰の
鍛錬です。一次会にご出席の皆様はこちらの方への
参加もどうぞよろしく!
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