今日は、CSNが女性相談を受託している埼玉県騎西町の
騎西小学校PTAからの依頼で講座を行い、先ほど帰宅した
ところです。(NPO活動カレンダーをご参照ください)
私が騎西町で女性相談を担当してから、かれこれ4年に
なりますが、なかなか相談件数が伸びないのが悩みの種でした。
そこで会場のロビーでチラシをまいたり、ミニグループワークを
開催したりしてPRに努めてきたのですが、そのワークに参加して
くださった方がPTAの役員さんにお話をしてくださったとのことで、
今回の依頼となりました。口コミというのはありがたいものです。
折りしもインフルエンザで学級閉鎖のクラスも出ているという
状況にもかかわらず、20名以上の参加があり、2時間半の時間が
短く感じられるほどの盛況でした。
なかでもエゴグラム別に分かれて行ったフリートークでは、
どのグループも話しに花が咲き、当初決めていた10分では
納まりきれない感がありました。
一番多かったのがNP高位のグループ。次いでAC高位の
グループでした。この2グループは、「話してみると皆が同じ
ような悩みを抱えている」ということが分かり、これを契機に
「NP会」をつくろう、という提案まで出ていたようです。
この少子化時代に、3人4人の子どもをお持ちの方も結構
多く、その上仕事もして、家事もこなしてという奮闘振り。
家庭や職場での人間関係に悩んだり、夫婦の意識の違いに
苦しんだりしながらも、皆本当に頑張っていらっしゃいます。
この講座をきっかけに、思いや悩みを分かち合う場が
できれば、こんなに嬉しいことはありません。「深刻な
相談じゃなければ行っちゃいけないのかと思っていった」
とか、「どうも馴染みがないので敷居が高くて…」という
声も聞かれた女性相談ですが、「愚痴を言うだけでも気が
楽になるから気軽に来てね」としっかりPRをしてきました。
「やりたいと思うことがあっても、自分に自信がないから
結局はあきらめちゃう」
「言いたいことがあっても、周囲のことを考えていつも
我慢をしてしまう」
「ストレスがたまっても発散するところがないから、つい
いらいらして子どもにあたってしまう」
今日会場で聞かれたこれらの言葉は、どこの女性たちでも
思い当たるものばかりだと思います。「どんな些細なことでもいい、
ほんの少し今までのやり方を変えてみよう。その積み重ねが
大きな変化に育っていくのよ」という私の言葉が、一人でも多くの
方の胸に届き、その日常に活かされることを願っています。
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