瀕死の老犬

 我が家のサンタは17歳と8ヶ月にして、
いよいよ最期のときを迎えようとしている。
一週間くらい前までは、朝になるとよたよたと
起きてきて、おしっことウンチをして、何とか
水も飲んでいたし、えさも食べてた。
それがあれよあれよという間にどんどん
弱ってきて、今はもう自力で身を起こすことも
できなくなった。
 ずーっと横たわったきりで、時々「クワーン}
と大きな鳴き声を出す。その度に水を飲ませたり、
だっこしたり。ここ数日は頻繁になってきて、
夫が「きっとどこかが痛いんだろう」と言って
人間用の鎮痛剤をのませたら治まって、
今はおとなしく眠っている。
 かかりつけの獣医さんに聞いたら、「どうしても
内臓の機能が弱ってしまうので、苦しいんだと
思います。見てられないくらいにもがき苦しむ
ようだったら考えないといけませんが、ある程度は
仕方がないんですよ」とのこと。まあ、そりゃそうだよね。
 命が終わろうといているときに、「楽に眠るように」とは
いかないのはしょうがない。でも人間と違って物言えぬ
動物だから、その分痛々しさは募る。何とか少しでも
楽に逝かせてやりたい。
 
blogranking.gif
ブログランキング・にほんブログ村へ
↑ブログを読んだらクリックしてね!

カテゴリー

投稿の月