ココロに効く料理

 先日来我と我が心を覗き見るに
「これウツじゃない?」って思えてきた。
「ウツ」は大げさにしても、ココロのバランスが
崩れかけているのは確か。何かもう一つ気分が
冴えず食欲もない。最大の楽しみである
「食べること」に意欲がなくなるのは
明らかにイエローカード。
 そこで昨日は近所の八百屋さんに行き、
目に付く野菜をどっさり買い込んだ。
春キャベツに青首大根、水菜、チンゲン菜、
生椎茸に新たまねぎ。しそに筍、それから
バナナにイチゴまで。こんなに買ったのに
何と千円ちょっとのお勘定。安さに感激。
 新玉ねぎをやまほどスライスして、キャベツ
や大根の千切りと縮緬ジャコ、かつおのたたきと
ニンニクをあわせ、水菜のざく切りを盛った
大鉢サラダ。筍と若布の煮物。たまねぎと人参
椎茸のみじん切り入り入りひき肉とキャベツの
スープ煮。「何ておいしいんだろう!」と
自画自賛しながらの夕食。デザートにイチゴを
パクつきながら、「ねえ、あたしって料理の
天才だと思わない?」と夫に無理やり「他賛」
を求めてストロークゲット。
 年をとると身体のバランスはなかなか
とれなくなるけど、こういう日常的な
営みでココロのバランスを取り直すことが
できるようになる。これぞ年の功ってやつね。
ホントのところはどうあれ、その都度を
楽しむ感覚が老いていく身には大事なのだ。
 嗚呼実感!
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