人の心を掴む人、離す人

 この頃夕食後は夫に付き合ってTVを観ることが多い。
特に番組を選んでいるわけではなく、夫が適当につけたのを
私もなんやかんや言いながらだらだらと観るというスタイル。
今日もさっきまでそんな感じで過ごしていた。
 画面にはかのジャパネットタカタの高田社長が出ていた。
長崎の田舎町の小さなカメラ店から現在の年商1500億と
いう大会社を築き上げるまでの足跡を辿る内容。独特の
アイディアと実行力、それに人の心を掴むのが抜群に
うまい人だと感心した。
 顧客名簿流出という事故があったときに素早く全面営業停止の
処置をとったことで信用を取り戻したり、社員のために広大な
体育館や露天風呂まである福利厚生施設をつくったり。
年に一度は社員全員でイタリアに研修旅行にも行くという。
自社の社員を大切にするこういう姿勢が顧客への考え方にも
通ずるんだなあと思わせる。
 「人の心を掴む」と言えば、以前ブログに書いたT社長。
先月の半ばに約束どおり東京タワーの麓にあるすてきな
豆腐料理のお店で合格祝いをして頂いた。
私が社長の介護センターでグループワークをしたときに
参加してくれた若い職員の方お二人も一緒に連れて来て
くださり、おいしいお料理と賑やかなお喋りで誠に楽しい
ひとときを過ごした。
 このT社長も職員のために食事の席を設けたり、研修を
熱心に行ったりしている。会員制のリゾートホテルの権利も
取得して職員がいつでも自由に使えるようにしているのだ
そうである。一緒に来ていた若い職員さんも家族旅行で
利用してとても良かったと言っていた。ときに厳しく接する
こともあるが、T社長の根本的に人を大切にする姿勢は
そこで働く人たちにもしっかりと伝わっているようであった。
 しかし残念なことに、人の心を決定的に離してしまうような
めに出会うこともある。この場での詳述は避けるが、いかにも
人の気持ちへの忖度が皆無な仕打ちは、その人への信頼感を
一瞬にして打ち砕いた。そういう仕儀を引き起こしたのは
つき合った私の方にも何がしかの原因があったのだろう。
そう反省して黙って離れていくしかない。
 人の脚本は良く見えるが、自分のことは存外見えないものである。
それにしても人の心を掴むことの難しさに比して、離してしまうことは
恐ろしいほど容易い。それを痛感させられたこの出来事。
人はその存在を尊重されて初めてそこに信頼感を紡ぐのだ、という
原点を改めて振り返らせ、常に自分を検証する大切さも併せて
実感させてくれた。
良いお手本に触れることと共に、これもまた貴重な体験なのかもしれない。
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