今日はかれこれ2年ぶりくらいに美容院に行った。
それまでは2か月に1度くらいは通っていたのだが、
生協で子どもの散髪用のヘアエプロンなるものを
購入して以来自分で切るようになった。シャギー鋏や
カット用櫛形剃刀も生協で安く手に入れた。
いつでも好きなときに好きなように髪を切れるのは
何とも快適で、それからはずっと自分でカットしていた。
予約する手間も時間もかからず、何よりお金がかからない。
見栄えもさほどおかしくもない。こんないいことはない、
ということで気がついたら2年も経ってしまった。
久しぶりにプロの手を入れてみるか、と思い立ったのは、
カウンセラー仲間のミヨミヨが遠くからわざわざ通っている
美容院がたまたま我が家の近くだったことと、常々彼女の
ヘアスタイルをかっこいいなと思っていたことによる。
彼女から話を聞くと、看板もない一軒家で一人で営業
している美容師さんで、1人づつしか予約をとらないと
いう。それで彼女が行くときに連れていってもらう約束
をし、それが今日だったというわけである。
早く行っても入れてくれないというので、目黒川沿いを
散策して予約時刻の午後1時ちょうどに到着。見かけは
洋館風の一軒家。ちょっとしゃれた玄関の扉をあければ、
そこに超モダンな広い部屋が出現する。白を基調にした
壁に囲まれたスペースに椅子が一脚。正面の壁の真ん中に
グレーの枠のあるものすごくでっかい姿見が立てかけて
ある。他には小ぶりの黒いキャビネットとマガジンラック
があるだけ。普通の美容院のような装備は一切なく、
そっけないほどすっきりしている。
椅子に座るとそのままシャンプー。手早く乾かして
その椅子をスーッと大きな鏡の前に移動してシャカシャカ
と鋏が踊る。ものの10分くらいでカットが終わった。
あっけないくらい早い。そして仕上がりはミヨミヨが
「ウワー、芸能人みたい」とびっくりするくらいに
スタイリッシュである。そのうえ、「このまま伸びても
大丈夫です」との保証つき。カット代はちょっと高いけど
それだけのことはある。客が一人だから面倒くさい移動や
待ち時間もなく、短時間でサッと終わるのも気持ち良い。
ずっと自分でカットしていたことはミヨミヨに
話してもらっていたので、美容師の彼は「せっかく
久しぶりにいらしたのだから、やっぱり違うと思って
もらわないと」と気合を入れてくれたらしい。
とはいえ、「それにしてもどうやって切っていらした
のですか?」と彼に不審がられるくらい私のカットも
結構いけてたみたい。これからも自分カットは続けながら、
一年に何回かというペースでプロの手を入れるというのも
いいかも。ウォーキングにちょうどいいコースと距離だし、
そのついでにミヨミヨに会うという楽しみもある。次は
桜の季節に来よう。軽くなった頭で目黒川の遊歩道を
歩きながら、一足早く春が来た気分になった。
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