春来たりなば初心に帰ろう

 お彼岸も過ぎてやっと冬ともおさらばか。
西の方から開花便りもちらほら。春はすぐそこ。
 春といえば、卒業、入学、進級の季節。
mocoちゃんジュニアもめでたく卒園、おめでとう
かくいう私の放大大学院生活も期末試験を無事終えて
次なる学期に突入した。
 今期はちょっと気張って3科目、8単位を選択。
先日テキストが届いたばかりである。その中で
ひときわ分厚く、縦書きの記述が目を引くのが
「臨床心理面接特論」。前学期にとった
「臨床心理学特論」とともに基礎中の基礎の
科目である。
 まだ放送授業は始まっていないが、今は
インターネット配信でいつでも視聴できるので、
初回を聴いてみた。講師はテキストの執筆陣でも
ある大場登教授と小野けいこ教授。
「臨床心理学特論」でもお馴染みだった。
 お二人はユング派の心理学者であるが、
ロジャーズの「来談者中心療法」にも大きな
影響を受けているという。心理療法について
語るのに、自身の立場を「」に入れて留保した
まゝではいけない、と大場教授はおっしゃる。
 今日は第2回目の講義を聴いた。
小野教授が、「イライラを訴えて来談した看護師の
事例」を通して心理療法の基礎を語る。ユングの
無意識観を土台に、ロジャーズの3原則も駆使し、
「耳を傾ける」とはどういうことかを説き明かす。
 1回目、2回目の講義を聴き、何とも初々しい
気持ちになった。こうしてカウンセリングの基本のキ
を聴いていると、「初心にかえる」という言葉が
素直に胸にしみてくる。
春間近なせいもあるのだろうか。
ともあれ、これからの講義が楽しみである。
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