シリーズブログ「恋愛」・第1回

 今日からテーマを決めて連続もののブログを書いてみよう、と思い立った。我ながら斬新な試み!以前男Nが「サッカー」について3回連続ブログを試みたことがあるが、別にそれに習ったわけじゃない(ちょっとはまねしたかな?)。ネタに詰まったというわけではない(それも少しある…)。まぁ、細かいことはさておき、シリーズ最初に取り組むテーマは「恋愛」。このところ私の周りでもA子さんをはじめ恋愛の悩みを持つ人は多い。縁の無いのは私と男Nくらいなものか。まぁ、それでも過去形の体験くらいはあるし、人生にはつきもののトピックスと言ってもいいだろう。
 心理学系の本を読んでいたら恋愛には3つの型があるという記述に出会った(榎本博明著「はじめての自己分析」日本実業出版社)。
 
 その第1は「エロス型」。またの名を「情熱型」とも言うくらい、激しく燃え上がる恋愛である。この型の代表的なのが「一目惚れ」で、出会った途端に「ビビッ」と来て、その後はただひたすら激しくのめり込む。一体化を飽くことなく追求し続ける。恋の炎の燃え上がるに任せて一途に没頭し、そしてある日突然冷める。初めも終わりも突然なのが特徴だ。
 第2は「ルダス型」。快楽追求的な要素の強い、遊び型の恋愛である。エロス型のように激しく相手にのめりこむようなことはせず、適当な距離を保ちながら常にスリリングな遊びとしての恋を楽しむ。一体化の希求や信頼感に基づく安定とは無縁の恋愛である。だから一方が相手にはまってしまって追い求めるようになったり、安定した関係を求め始めるようになるとこの恋は終わりを告げる。
 第3は「ストルジュ型」と呼ばれる恋愛で、誠実さや思いやりに基づく、信頼関係に結ばれた友情のような恋である。エロス型のように情熱に目がくらんで突っ走るようなことはなく、ルダス型のようにときめきやスリルを楽しむということもない、平穏な淡々とした関係が続く。恋愛というには物足りないところもあるが、お互いの生き方や価値観への共鳴と信頼を基礎としているので、急速に冷めるということもなく、安定した関係が長く続く。
 とまぁこんな具合に分類されているのだが、私は専ら第1の型の経験しかないので、正直第2、第3の型については余り実感がわかない。勿論そういう恋もあるのだろうと想像はつくが、「それが恋か?」という疑問も湧く。経験のある人がいたら是非教えて欲しい。というところで今回はペンを置くことにする(というか、キーボードを叩くのを終了する)。次回はどのようなパーソナリティーがどの型の恋愛と結びつき易いかを考察したい。乞うご期待!

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