シリーズブログ「恋愛」第3回

 さて、今日はシリーズブログ「恋愛」の第3回目と参りましょう(第1回と第2回はこちらこちら)。いよいよ「各恋愛の型とパーソナリティーの関連」という深淵にして斬新な(ちょっとおおげさ?でも何事も勢いが肝心!)テーマを考察することと致しましょう。
 まずは「エロス先行型」(従来の分類では「エロス型」「マニア型」)から。これは愛情面で大きな欠乏感を持っている人に多いですね。当然欲求も強い。この欲求というのは、無意識のなかにある身体的な感情なのでワッと出てくると押さえがきかなくなってしまいます。それが妄想的に膨れあがり、自分も相手も押し流して破滅へと直進するような例もありますね。この型には、普段は大人しそうに見える人も案外多いのです。しかし一旦物事にはまってしまうと一途にのめり込む。それでいて飽きっぽい。何事にも熱しやすく冷めやすいのですね。
 次に「エロス隠蔽型」(従来の分類では「ルダス型」)。この型の人も愛情面での欠乏感は強いんですが、それにも増して「人からかっこよく見られたい」という欲求が勝るのですね。他者からの評価で欠乏感を埋めようとするタイプです。自分のなかに湧き上がるエロスを懸命に隠し、相手から引き出そうとするのだけれど、相手が夢中になってしまえば冷めてしまう。逆に自分の方がエロスを隠しきれなくなったときは相手が逃げる。そういう相手を選んでいるからです。この型の人たちの心の底にはエロスに対する「恐怖感」が潜んでいます。エロスをむき出しにすることもされることも怖いのです。「エロス先行型」に比べて何事にも臆病な人が多いですね。
 最後に「エロス抑制型」(従来の分類では「ストルジュ型」「プラグマ型」)です。この型の人には、性的なものへの羨望や欲求は「良くないこと」という価値観が植え付けられていることが多いのですね。だから恋愛にも「趣味」とか「考え方」とか「経済力」といった価値観を先行させる。一見穏やかで知性的、現実検討能力にも優れていますが、心の底に抑えているエロスが復讐の牙をむいたときが大変ですね。人間というのは決してエロスから逃れられないのです。それが精神的なものであれ物質的なものであれ、エロス以外の価値を先行させた落とし前はきっとつけさせられるんですね。その緩和策として普段から表裏を使い分けている人も多い。表面は平凡で目立たなくても、どこかで別人のような倒錯的な異常性欲を発散していたり、女装マニアだったり。女性だと子どもとの近親姦的関係に没頭したり。まぁ厳しい宗教的な修行でも積めばうまく制御することも出来るのかもしれませんが、凡人には無理でしょうね。
 こんなところで今回は終わります。フーッ、疲れた!ホント恋愛ネタというのはエネルギーがいりますね。しかし何事にもめげず臆せず突き進むかなりん。次回も頑張ります。また必ず読んでね!
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