ヨガ

昨日はヨガの日だった。 毎週土曜日に1時間以上かけて千葉まで習いに行っている。 なぜ、そんな遠くまで習いにいっているかと言えば、 その先生に習いたいから。 別にどこか別の教室に行ったことがあるわけでも、 別の先生に習ったことがあるわけでもない。 だけれど、体験講座を受けた時から 「この先生に習いたい!」 と思った。 それ以来4年間続けていられるのは、効果を実感できて いるから。 ヨガを始める前の私の体は、今考えるとボロボロだったと 思う。 私の勤める会社は小売業(スーパーマーケットです)で、 4年前東京に転勤になる前は、大阪と福岡でお店で仕事を していた。 休みは不規則で、シフト制だったため、夜遅くまで仕事を することが多かった。 ストレスもあったのだろうけど、よく風邪を引いていたし、 疲れやすかった。 特に大阪にいた時は、就職して1年目ということもあり、 慣れない社会人生活で、休みの日はぐったりしている ことも多かった。 よく病院に行ったし、薬を飲んでいた。 もともと20歳の時に痛めた腰痛が原因で始めたヨガ だけれど、体調は以前とは比べられないくらい良くなった。 だけど肝心の腰痛はなかなか良くならなかった。 東京に来てからは、デスクワークになり、座っているのが 本当に辛かった。 「私にはデスクワークは無理!」 と何度も思った。 ヨガをやることで筋肉が付いてくると、だんだん良くなって いったけれど、何かあるとすぐに調子が悪くなった。 土曜日の授業の後、ヨガの先生に処置をしてもらったり していたのだけど、ある日、どうしても痛いのが我慢できず 平日の夜、先生を訪ねて教室に行ったことがある。 その時、先生に言われた。 「自分で良くなろうと思わないと良くならないのよ。」 涙がボロボロ出てきた。 悲しいのと、自分が悔しいのと、いろいろな感情が 入り混じっていたのだと思う。 その時気づいた。 ヨガに行って腰痛を治そうとはしていたけれど、それまでは 「先生、お願い治して!」 という態度だったと思う。 自分で 「良くなろう!」 と思わなければいけないのに、まだまだ人に依存していたのだ。 ここにきて腰痛もだいぶ良くなった。 「良くするには、悪くなったのと同じくらい時間がかかる」 というから、焦りは禁物なのだろう。 ヨガを始めて思ったのは、 「健康は何よりも大切」 ということ。 職を失っても、貧乏でも何とか生きていけるけど、 健康でなければ、何も出来ない。 普段、当たり前すぎて忘れているけど、 きっとすごく大切なことなのだ。

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