自分の容姿についてのコンプレックスは強い方だと思う。
特に小学生や中学生の頃は、男の子から自分の体や顔について馬鹿に
されることも多くて、今でもそのことを思い返すと胸が痛む。
どうして突然こんなことを言い出すかと言えば、一週間前にSさんと
電車の中で交わした会話がきっかけになっている。
(会話の詳細は省略します!)
最近は自分が容姿に対してコンプレックスを持っていると、あまり
感じなくなっていた。
というより感じないように蓋をしていた、という方が正しいかもしれ
ない。
何故なら、自分としては触れたくないところだから。
だから敢えて見ないふりをしてきた。
でも、そのことは何となく自分の恋愛観などに影響を与えている気が
した。
自分の容姿にコンプレックスがある分、「きれい」とか「かわいい」
とか「女らしい」というものに非常に嫌悪感を持ってきた。
どうせ私には似合わない。
そう思って遠ざけてきた。
そして同時にかわいらしかったり、女らしかったりすることでもては
やされる同世代の女の子達を馬鹿にしてきた。
でも、本当は羨ましかったんだと思う。
素直にそういったものを表現できる子達が。
とても羨ましかったんだと思う。
自分も本当はそんな風になりたいのだと。
異性に対しても、あからさまにそういうものを求める人に対して嫌悪
感を持っていた。
外見では相手から受け入れてもらえない。
そんな自分は「ダメだ」と相手から言われるのではないかとビクビク
していた。
相手を好きになる時も、無意識のうちに「この人はそういったものを
求めないだろう、私はダメだと言わないだろう」と思われるような人
を選んできた気がする。
「お前なんかダメだ」って、言われることが、いつも恐かった。
そして今も恐い。
そういう自分がいることは確かだ。
そしてそんな自分を、どうしたらいいのか、まだまだもて余してい
る。
このもやもやしたものは、これから自分の中でどう変わっていくのだ
ろうか。