ヨガとカウンセリング

土曜日、ヨガの先生が言った。
自分でキレイに形を決めてやろうとか、人から見られているから
ちゃんとやろうとか、そう思っているうちは、体に力が入ってしまっ
て、出来ていないものだと。
そんなことは考えず、形なんてどうでもいい、自分の出来る範囲で
やろうと体に集中した時に、力が抜けて出来るようになっているもの
だと。
さて、その前の金曜日にCS講座でレポートの発表をやった。
昨年の9月から、3回にわたり自分がカウンセラー役となって行った
カウンセリングのサポートだ。
一通りレポートを読み上げた後の皆の反応は鈍かった。
口が重く、私にどう伝えたものかと考えあぐねていたようだ。
今回のレポートの中で、私は「感情の反映」をはきちがえていた。
今までの講座の中で、散々「私自身の持ち味が生きてない」と言わ
れ、感情の反映とは、自分の感じた感情をカウンセリングの中で出す
ことだと勘違いをしてしまった。
その結果、相手を自分と混同し、カウンセリングを行いながら、相手
ではなく自分としか向かい合っていなかったようだ。
それは違うと言われ、また分からなくなってしまった私。
感情の反映って?
相手の感情を反映すること・・・うーん。
そんなの私出来ない!! と思ったけど、「普段やってるじゃない?」
と講座のメンバーに言われた。
普段やってる?私が?うーん・・・自覚がない。
わからん、わからん・・・カウンセリングって、どうやればいいの?
と、また頭の中がぐるぐるぐるぐる・・・。
頭の中で、考えてしまっているから、こうなってしまう。
それは分かる。
ヨガと同じで、あれこれ考えているうちは、体に力が入ってダメなん
だろう。
力を抜いて、今、目の前に居る「その人」に集中できれば、出来る
ようになるのだろう。
そういう意味で、頭で考えるのではなく、体全体で感じ、行うものだ
と思う。
まだ私は五感で感じる、ということに疎い。
すぐ頭で考え、ダメだと思う。
自分の感覚に自信がないから、人の言う事に頼ってしまう。
CSNでいえば、かなりんの言う言葉を、そうだそうなんだろう
私は、と思い、丸ごと飲み込んでしまう。
自分の中に、体に「そうだ!」という感覚がないままに頭で理解しよ
うとするから、そうなる。
でも、頭で考えたことだから、自分のものであるという実感が薄い。
だから自信が持てない。
ヨガの先生も、ヨガを頭で考え、理解しようとする人は上達が遅い、
と言っていたっけ・・・。
もっと自分の体で感じるようになろう。
これって、頭で考えて出来るようになるものではなく、体験して自分
の体で覚えていくことなんだろう。

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