自分の視点

金曜日に、恵比寿で講座があった。
当CSNのスーパーバイザーであるTさんに、私が以前作成した
カウンセリングのレポートを見てもらった。
一度、みんなの前で発表したレポート。
その時とはまた違った発表になった。
今日言われたこと。
「反省するのはサルでも出来る」
私はよく反省をする。
何か失敗すると、
「あー、またやっちゃった。だからダメなのよねー」
と思って後悔にさいなまれる。
「あの時、ああすればよかった」とか「なんであの時、あんなこと
しちゃったんだろう」と思う。
でも、なんで失敗することになったのかを見ようとしない。
「ダメなことをしている」と評価をして、事実を見ていない。
そうだ、私はすぐに評価をする。
それで「自分はダメだ」という方向へもっていく。
これは、職場でもよく起こること。
私はいつも同じような失敗を、何度も何度も繰り返す。
で、その度に反省をする。
そして、後悔をする。
でも、なんでその失敗をしたかは考えない。
私が不注意だからだ、と決め付ける。
原因は考えない。
だから、また同じ失敗をする。
これって、まさに脚本だ。
評価ではなく、事実をみないと脚本からは抜け出せない。
仕事での失敗で、何で脚本に落ちているのかを、まだ分かって
いない。
これは、自分の感情に蓋をしているのに似ている。
その場での感情に蓋をする。
そして、後からあーだこーだと、「その時」の感情に色を付ける。
なんでその感情が出てくるのかは見ない。
私は自分の感情を、捉えるということが苦手だ。
その時にその場で捉える、ということはもっと苦手だ。
「その場」で出てくるのはいつも「C」。
相手の言葉に反発する。
「あの人はどうせこう思ってるはずだ」と決め付ける。
事実ではなく、私の視点で見たものを相手に押し付ける。
だから、本当の意味で相手を捉えられていない。
相手を通して、自分を見ている。
「C」の感じを横に置いて、相手を見たら、また違う「相手」が
見えてくるだろう。

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