エンカウンターグループ

9、10、11日とエンカウンターグループに参加してきた。
私にとっては2回目のエンカウンター。
しかも、参加者は皆、初対面の人ばかり。
参加する前から、私は既にその場を値引きしていた。
「どうせ、たいしたエンカウンターじゃない」
「きっと、たいしたことは起こらない」
それは、つまり自分に対する値引きで、私には何かを得る力なんか
ないんだって、諦めていた。
昨日、エンカウンターが終わって、今はその結果に戸惑っている。
自分では予想もしていなかったのだけど、参加者の人から受け入れ
られてしまった。
そのままで私でいいんだって言われた。
ただエンカウンターの場では、その言葉を受け取ることが出来な
かった。
そんなことを言われてうれしいっていう気持ちはあるけど、それを
うまく受け入れることが出来ない。
私じゃない別の人のことを言われている感じ。
「嫌いだ」とか「ムカつく」って言われた方が、よっぽど素直に
受け入れられただろう。
自分の中に、すっぽりおさまっただろう。
うれしいけれども、受け入れられない、喉の途中に引っかかった
ようなその気持ちを私は今も持て余している。
どうしたらいいんだろう、これ?
ジワジワジワジワ、体の中に落ちていくのを待つしかないんだろう。
でも、うれしいって、そんなことを言われてうれしいって思った
その気持ちは大切にしようと思った。
あともう一つ、うれしい体験があった。
ずっと自分の弱みだと思ってきた「ストレートさ」を、自分の強み
だと初めて思えた。
ずっと嫌で嫌で、できれば失くしてしまいたいと思ってきた
「ストレートさ」をエンカウンターで「私の良いことろ」だって
思えた。
今まで「自分の嫌な部分」と思ってきたところが、「自分の強み」
だって思える日が来るなんて予想もしてなくって、そう思えたことが
素直にうれしかった。
具体的に何があったかは、ここで全部は書ききれないけれど、自分の
予想していた「何も得られないエンカウンター」という結果とは違う
結果になったことがうれしい。

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