怒り

昨日のCSNの後、寝つきが悪かった。
途中で何度か目を覚ました。
また「何か」を自分の中に抱え込んだまま、
黙って帰ってきてしまったようだ。
CSNにいる時、肩に力が入って仕方なかった。
ものすごく肩が緊張しているのが分かった。
呼吸を止めているような感覚。
ものすごく疲れた。
ベットに横になって目をつむると、何かを
破壊してしまいたい衝動にかられる。
怒りを誰かにぶつけてもどうにもならないと
分かった。
でも、まだぶつければどうにかなるのではないかと
思う私の子供。
ぶつけるだけぶつけて、手当たりしだい物を
投げて、自分の限界までエネルギーを発散して、
呆然と座り込んでしまいたい。
そうすれば気が済むような気がした。
実際には、どうにもならないとわかっている。
でも、そうしたい。
何に怒っているのか。
どうしてそんなに怒っているのか。
泣きながらわめいてわめいてわめいている。
周りの人を恨んで恨んで、憎んで憎んで。
憎しみで一杯になる。
悲しいのか悔しいのか、涙がどんどん出てくる。
誰かが手を差し伸べても、今はその手を払いのける。
「誰がお前の助けなんか借りるもんか」って、
意固地になっている。
本当は飢えている。
空腹で、お腹がすいて仕方がない。
それでも助けてって言えない。
助けてって言う思いを、怒りのエネルギーにしている。
誰かが横でおいしそうに食べているのを、
恨めしそうに見ている。
よけい意固地になる。
私はこれで大丈夫。
私には必要ない。
そう自分に言い聞かせる。
本当は、そんな私であることを誰かが理解してくれ、
私が暴れるのも構わず、ぎゅっと抱きしめてくれるのを
待っている。
でも、待つだけでは、誰も抱きしめてくれないことも
分かっている。
現実の世界での大人の私は、この子に何をしてあげられる
のだろう。
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