深夜の古本屋ホリック

 この頃また小説にはまっている。
きっかけはいつも行くスーパーの前の古本屋。
あるのは知っていたけど入ったことはなかった。
 どんなに夜遅く帰って来ても、その店は
営業している。へー、夜中もやってるんだ…と
その度に今度ゆっくり来てみようと思っていた。
 かれこれ2月ほど前、眠れぬ熱帯夜に悶々とし、
ふとその店のことを思い出した。どうせ眠れないなら
散歩がてら行ってみようか。そこで夜更けの街に
ふらふらとさまよい出た。0時過ぎだというのに
結構人が歩いている。夜風にあたれば家の中より
格段に涼しく気持ちがいい。
 目当ての古本屋は思惑通り営業中。
軒先の百円文庫を物色し、店内もじっくり拝見。
あちこちに無造作に本が積み上げられ、愛想のない
おやじさんがその山の向こうに座っている。
古本のデパートみたいなブックオフとかと違って
何かこういう雰囲気っていいじゃん。
 ごちゃごちゃした本の山を眺めつ眇めつ、
ひっくり返して面白そうな本を見つけるのは、
まるで宝探しみたい。すっかり没頭して
一時間ほどを費やし、文庫ばかり全部で10冊ほど
買い込んだ。ぜ~んぶ小説!
 小説はあたりはずれが激しいからなかなか
新刊では買えないし、文庫になってもよく知らない
作家のは敬遠しがち。でも古本なら思い切って
買えるもんね。おかげで「やっぱ小説ってすごい!」
ということを改めで感じる今日この頃。
 
 この古本屋通い、今ではすっかり恒例になった。
深夜ばかりじゃなく、スーパーへの買い物の帰り
にも寄る。どこまで買い物に行ってたの!と
自分に突っ込みたくなるほど時間がかかるのが難だけど。
 買いこんだ本は2ヶ月で30冊をくだらない。
さすがの愛想なしのおやじさんもこの頃「まいど…」
と言うようになった。さて、今晩あたりまた面白い
小説仕込みに深夜の散歩といこうかな。
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