いまだ、先々月退職した会社とのやりとりが続いている。
先週、その会社から郵便文書が届いた。
タイトルには、給与未控除分清算のお願いと書かれている。
会社のしくみか手続き上の問題か、
1月に退職したにも関わらず、就業していない2月分の給与の振り込みがあったからだ。
いくら会社都合とはいえ、働いていないのに給与を受取る道理はない。
退職時の書類に未清算分の返金を行う誓約書というものもあったし、
いずれその通知が届いて返金しなくてはならないだろうと思っていた。
でもこんな時期になるとは。
だがその返金額が、2月に振り込まれた額よりも高いのに、
その説明が文書には一切書かれていない。
そのことを確かめるために、給与部門へ問い合わせる必要がある。
この給与部門はアジアのある国へアウトソーサーしており、
ダイヤルは日本人専用となっているものの、現地の人が対応をする。
これまでも源泉徴収や通勤交通費について電話をしているのだが、
主観として日本語が6割程度しか通じず、
ちょっとしたニュアンスでも相手は理解を示さないことがあり、
そのことから私はこの部門への電話に苦手意識を持っている。
今回もどのように伝えればよいのだろうかと、
疑問点をピンポイントかつシンプルにし、できるだけ言葉をしぼって伝えた。
それでも日本語の通じにくさのストレスからか、イライラしてくるのだ。
苦手、イライラはラケット感情だとわかっているが、
ここをおざなりすると、私が納得できないままで不満が残る。
それをこらえながらもなんとか主訴は伝わったようで、
結局雇用区分により確認できる給与管理画面が違うということで、返答待ちとなった。
そして、この振込の件をケースワーカーに資料をもって説明に行く。
あぁ、わずらわしい。。
私の説明の仕方や理解度、それに対する姿勢に問題があるのはわかる。
しかし日本の給与や税金体制に熟知していない海外のオペレーターが対応しても、
国によって事情は異なり広範囲の知識が求められるのなら、
ある国で一括して対応するのはいかがなものだろうか。
源泉徴収制度がある国ない国では、それが何を指すのか互いの認識がズレていては、
何について問い合わせ、相手もどう回答してよいかわからないだろう。
「地震・雷・火事・おやじ」のたとえを、英語で直訳してしまうようなものだ。
将来、今まで以上に海外の労働力が日本へ流れこんだり、
事務的な部門を海外へアウトソーサーする時代が来ると、
今回のこのような事態は日常的になるのか。
ただでさえ、日本人同士のコミュニケーションでも悩むところなのに。
やること、調べることをひとつひとつ片付けて、
このやりとりを早く収束させたいものだ。