七色仮面の告白日記

Raining

今年は例年に増して、月日の速さを実感する年だった。それだけ充実していたのか、それとも時の流れに追いつこうとしていただけのことか。ともあれ年初めの転勤&退職劇から、CSNでの活動や各講座、そして再び企業就労と目まぐるしく、並行して、プライベートでゲイとの関わりも多かった

七色仮面の告白日記

乾いた胸、溜め息で潤し

帰宅後の楽しみのひとつに、20年以上前のドラマを観ることがある。当時は嫌いで見なかったのに、今になって見てみると案外充実感がある。現役で活躍中の俳優陣の、若く美しく凛々しい当時の姿にタメ息が出たり、セリフひとつひとつの言い回しに、乾いた胸がしっとりするのだ。特に大

七色仮面の告白日記

ゲイにも忍び寄りつつあること

先日、ゲイバーのKさんが年末企画について話をした。それはアルバイトで働いていたときのママMさんを一日限定で復帰させるというもの。お客さんからMさんに会いたいという要望が強かったことと、少しでもお客さんの入りにつながればという商売心もあったようだ。でもこの企画には賛否があ

七色仮面の告白日記

やっぱり硬い

私の行為はどこか硬いらしい。無理もない、入社したてでフランクにはなりにくい。でも、それができる人は中にはいる。私の硬さは丁寧すぎたり、面白味に欠けた返答をしたりと、意識しているだけでもいくつかある。よくあるのが、場を考えすぎて出てくるFC発言。これは我ながら面白くな

七色仮面の告白日記

気になる詰め物

歯の詰め物を飲み込んでしまった。先月末に取れてしまい、何度か外れては自分で付けたりを繰り返していた。粘着の高いガムやキャラメル、詰め物のある歯を使わないようにし、ごはんも意識していた。先週は全く取れる様子もなかったので放っておいたら、意外にも菓子パンを食べたときに

七色仮面の告白日記

IT社会が与えた世界

特例子会社という組織上、心身に障害がある人はたくさんいるが、そんなことを忘れてしまいそうな環境だ。視覚、聴覚、肢体等に不自由があっても、それがかえってチカラとなり、業務に還元しているのではないかと思うほど、持ち合わせている技術は高い。私が属しているグループには聴覚障

七色仮面の告白日記

目覚めの追求

入社してから2週目が過ぎた。毎日業務の引き継ぎや新たな担当の段取り、レポート提出に追われる日々。週5日勤務も今週からなので、これをクリアすればペースもつかめ、あとはいかに順応させていくかだ。ペースをつかむには、私の場合朝の目覚め対策が必須だ。目覚めが弱点な私は、と

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ホンモノはいずこへ

昨今、ニュースを賑わせている食品表示偽装問題。大阪のホテルを皮切りに全国へ広がり、ついにはデパートまでその事実を明らかにしはじめた。いい食材を使い、見た目の豪華さに目を奪われ、高額な金を払ったのに食材はニセモノと言われれば、腹のひとつも立つかもしれない。しかしそれは「

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レンタルフレンド

レンタルフレンドというサービスが生まれている。行きたいお店があるけど一人では心細い。誰かに話しを聞いてほしい等々、いわば性的サービスのないデートクラブといったかんじだが、なんだか人間関係を築きにくい人へのヘルパーのような印象だ。ケースにあがっていたのは、30代の独身男性

七色仮面の告白日記

そして、また会社へ

一昨日、面接をすすめていた特例子会社から内定をもらった。これまで内定連絡といえば電話が主流で、そのときに「ありがとうございます」とか今後のこととか、会社側と少しは会話をしていたものだ。それが今回の内定はメールの通知で、雇用条件や今後についてもメールという、実にあっけな