破滅者の詩

幸せになることを望んでた
勉強が出来てさ
スポーツができてさ
それでいて人気者
外見をよくして
ブランドモノを着こなしたり
仕事もバリバリ
お給料もたくさんもらって
素敵な部屋に住んで
友達も多くて 恋人もいたりして
でも現実は 
そうでもない
その幸せに近づけば近づくほど
その現実に思い知れば知るほど
思い描いた幸せは遠のく
そうならなきゃいけない? そうしないと生きてることはできない?
そうでもない自分はダメなの?
それで何が満たされて それで何ができ
それで何が救われる
そんなことより 遠くにある偶像を望むより
今あるコーヒーショップのひとときを 楽しみたい

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