何かが違う

 先日のブログにA子さんも書いていたけれど、
今年のNPO祭りはかなりの苦戦。一日目は本当に
どうなることかと思った。しんどい思いをしてドーナツを
焼いてくれた「縁」のスタッフのことを考えると、
どうしたって売り残すわけにはいかない。そんな気合で
臨んだ2日目。あの手この手の販売努力が実を結び、
どうにか完売。A子さんとは今や戦友の気分。お手伝い
くださったメンバー諸氏にはただただ感謝あるのみ。
 それにしても今年のNPOまつり、どこか去年と違う。
ドーナツの売れ行きだけではなく、何だかお祭りらしい
闊達な雰囲気がない。昼時だというのに目の前に並んでいる
食べ物屋さんの車の前も閑散としている。去年は焼きそばの
車の前なんかは沢山の人が列を作っていて、買うのにも
一苦労だったんだけどな。
 フリマも何となく元気がない。代々木公園の外で「ギャルマ」
というのをやっていて、どうもそっちにお客さんをとられている
らしい。「ギャルマ」ってなあに?って聞いたら、ギャルのフリマ
なんだって。
 転職活動をしているメンバーは、ハローワークで一件の求人に
200人もの応募者が殺到するという話をしていた。先行きの
不安感は誰にとっても大きい。そんな時代の閉塞感がどこにも
かしこにも暗雲となってたちこめているみたいだ。
 FCが萎縮している。「浮かれてる場合じゃない!」という
CPの声ばかり大きい。「ギャルマ」だってきっと陰に仕掛け人が
いる筈だ。本当のFCの発露じゃない感じがする。
 「こういう時代にはじっとしていた方がいい」とACは囁く。
何とかしようと頑張りすぎたNPは疲れ果てる。はてさてどうした
ものか…と思案のAは、やはり「お祭り気分はほどほどに…」と
手綱を締める。「やってらんねえよ」とRCがふてくされる。
 とまあ、こんな具合のかなりん流時代分析。
ちょっとエネルギー切れ気味なのは、NPOまつりの
後遺症かもしれないね。
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