今更きけない試験勉強

 さて、9月である。
先月の末に放大の大学院全科に出願をして、
ほっとしたのもつかの間、入試本番まで
あと一か月しかない。勉強しなくちゃ!
 と気持ちは焦れど思うに任せず、
毎日何だかんだと雑用におわれているうち、
あれっ、今日も一日暮れにけり…って
俳句じゃないんだから、もう。
 大分前のことになるけど、全科入学の
希望者を集めて開かれた説明会の席上で
「どんな勉強をしたらいいんですか?」
と質問した人がいた。思わず「そんなこと
自分で考えろよ!」と胸中で毒づいた私
だったけど、今、誰かに同じ質問を
したくなってる自分がいる。
 まあ、大学院入試の参考書とか
問題集とかは出ているから、とりあえず
そういうのをやってみるかと思って
数冊買ってみた。以前の過去問を見ると
何とかそれでもカバーできたように
思えるんだけど、どうも最近の問題傾向は
ちょっと変わった感じがする。
 説明会には大場先生が来ていらして、
私は「ナマ大場」の姿や声を間近にしてもう
大満足。一挙手一投足に集中していたから
件の質問に先生が答えられて「2年ぐらい前
から問題を変えましたからね」と洩らしたのを
しっかり聞いた。
 家に帰って確かめてみると、なるほど
問題はそれ以前とは変わっている。以前は
心理学用語200字解説の問題中心だったのが、
今は全部600字。それも通り一遍の知識じゃ
書けないような問題ばかりだ。
 かといって通り一遍の知識が必要ない
わけじゃない。っていうか、知らなきゃ何も
書けない。でも知っているだけじゃやはり
書けない。いやあ、どうすりゃいいの?
 そういえばあの時大場先生はこんな風に
答えられていたっけ。
「色々な関連書籍を何回も繰り返しお読みに
なって、深く理解されることだと、それしか
申し上げられません」
 いや、確かにそうだ。その通りだ。
だけど私には時間もなけりゃ術もない。
そのうえ9月の声を聞いた途端に毎日仕事が
目白押し。さて、こんな悪条件のなか、
どうやって勉強したらいいんだろ?
「ンなこと、自分で考えろ」なんて言わずに
お願い、誰か教えて!
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