シリーズブログ「恋愛」・第2回

 さて、今日はお待ちかね(でもないかもだけど)、「恋愛」シリーズの第2回と参りましょう。どうも一人盛り上がり気味なこの調子が我ながら気になるところではありますが、「エロス型」かなりんとしてはこのくらいテンション上げてないと「恋愛」ネタには取り組めないってことです。大目に見てね。
 ところで前回は「恋愛の3つの型」というのを紹介しましたが(こちら)、あれからもう3種類の型があるのを発見しました。どこまでも相手を追い求め、狂信的にのめりこんで独占しようとする「マニア型」、相手の地位や経済力などの条件を優先させる「プラグマ型」、自分の犠牲にして相手を愛そうとする「アガペー型」の3つです。
 いや、いろんな分類があるもんですが、どうももう一つぴったりこないんですねぇ。大体「ルダス型」にしても「ストルジュ型」にしても、そこにエロス的な要素が全く働いていなければ、恋愛とは言えないんじゃないかというのが、「エロス型」かなりんの独善的見解なのであります。
 そこでこの見解に基づいたかなりん独自の恋愛型分類をここにご披露しちゃいます。何と斬新かつ独創的な発想でしょう!(出ました!お得意の自画自賛)
 まず第一は「エロス先行型」です。強力なエロスの欲求に巻き込まれてしまうタイプですね。前述の「エロス型」に当たると言えますが、「マニア型」はこのタイプの極端なバリエーションだと思います。
 これに比して、「ルダス型」と呼ばれるタイプは、自身のエロスを隠して相手のエロスを引き出そうとするという特徴があります。どちらがエロスをうまく隠しおおせるかということに汲々とする恋愛で、「エロス隠蔽型」と言えるでしょう。
 第三は、エロスを抑えて違う価値観を先行させる「エロス抑制型」です。前述の分類で「ストルジュ型」と呼ばれるものがこれに当たるでしょう。物理的な価値観を先行させる「プラグマ型」もこの一種です。
 補足して言えば「アガペー型」というのも第三の分類に入りそうですが、もともとアガペーというのは「エロス」と対極にある愛の概念で、「神の愛」とも言うべき「理性の愛」をさす言葉です。「汝の敵を愛せ」というあれですね。禁断の果実を食べてしまった人間が陥る宿命を「恋愛」と考えれば、「アガペー」はもともと恋愛の分類にはなじまない愛の概念だと思うので、かなりん分類では省くことにしました。
 予告に従えば、今回は各型とパーソナリティーの関係を考察する予定だったのですが、どうもテンションの昂揚がこれ以上もちそうもありません。この課題は次回に持ち越しということにしたいと思います。悪しからずご了承のほどを。次回もまた読んでね!

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