人の振り見て・・・

 昨日久しぶりに他所のワークにメンバーとして参加してきました。
「市場調査」のような意味合いもありますが、たまには気楽にグループを楽しむのもいいものです。
 参加したのは「ゲシュタルト体験ワーク」というものでした。
参加者は、私と、同行したUさんの他にもう一人の3人だけ。午後からもう一人増えましたが、こじんまりしたグループでした。
 そこでやった午前中の導入ワークで、紙と筆記用具を渡されて、「自分ができないことを、『私は~ができない』という形で書いてください」というのがありました。私はパッと頭に浮かんだものを幾つか書きました。それは次のようなことでした。
①私は空を飛ぶことができない。
②私は人生を2度生きることができない。
③私は未来を予見することができない。
④私は人を思い通りに動かすことができない。
とこんなところです。まぁ、私もワーカーのはしくれですから、このワークの意図しているところは分かっていたのですが、別にイジワルで書いたわけではありません。予想通りファシリテーターは「書いた文章を『私は~しないことを選んでいる』という形に直して読んでください」と言いました。私が「私は空を飛ばないことを選んでいる」と読んだら、「それはどんな感じがしますか?」と尋ねられたので、「別に私は空を飛ばないことを選んでいるわけではないので、違和感があります」と答えました。ファシリテーターはちょっと困惑した風情で、「空を飛ぶことができない、と書いた人は初めてです。」と言いました。
 それでも私は指示に従って全部「私は~しないことを選んでいる」という形に直して読みましたよ。それで全部どんな感じがするかもちゃんと確かめました。それで、これらは全部私のやりたいことで、でも決してできないということが分かっているものだ、ということに改めて思い当たり、ちょっとしみじみとした気分になりました。
 私は自分に湧いてきた感情をそのまま伝え、「人にはできないことがある、というのを噛みしめるのもまたいいものだと思います」と言いました。「できないというのは自分がしないということだ、というのを確認する」というのが、このワークの目論見だったのでしょうが、それからは外れてしまっても、それはそれで私のワークでした。
 午後のエンプティーチェアなどを含めたワークの全体を通して感じたのは、ファシリテーターが余りそのワークの決められたやり方や落しどころにこだわると、ワークが深まらないということです。それとチェアワークのように心に踏み込むワークをするファシリテーターには、しっかりとしたカウンセリングの素養が是非とも必要だということも痛感しました。
 折りしも来月から「キャリアサポーター養成講座・実践応用コース」が始まります。これまでの学習で実力をつけつつある受講生諸氏には、3期目を迎えたこの講座でしっかりとカウンセリングの基礎力の仕上げをして欲しいと思います。
 
ブログランキング・にほんブログ村へ
↑ブログを読んだらクリックしてね!

カテゴリー

投稿の月