工藤定次、怖いです。
 「僕のどこがそんなに怖いの?」とか言われちゃいましたが、
 怖いです。
 見た目がまず、怖いです。
 いきなり距離を詰めてきます。怖いです。
 逃げても追いかけてきそうです。怖いです。
 TAではこういうのを「輪ゴム」とかいって、
 過去に出会った誰かを張り付けているとか考えて、
 それは大抵、親だったり兄弟だったりするんですが、
 僕の父とも母とも姉とも兄とも違う感じです。
 でも過去に出会った誰かのような気はしなくもないです。
 一体誰なんでしょうか?
 具体的には思い出せませんけれども、
 エネルギーの高い人に対しては恐怖感を覚えていたように思います。
 ガキ大将とか、そのスジの人みたいなパンチパーマのオッサンとか、
 それこそ「大阪のオバハン」は周りに溢れていたわけですし、
 そういった「高エネルギー人間」から一定の距離をとって、
 狭いながらも自分のテリトリーを保って生きていたような記憶があります。
 僕はエネルギーの低い人間だと思っていますし、
 特に、人と交わろうとするエネルギーは低いと思いますし、
 人と交わりたいという発想も特にはありません。
 自分のテリトリーだけを守っていたい「ひきこもり気質」の人間です。
 他人のテリトリーもできるだけ侵さないように気を使います。
 そういう「枠」が固いので、脅かす人に対しては警戒心が強くなるのかもしれません。
 「高エネルギー人間」になりたいような気もしますが、
 なれないような気もしますし、なりたくないような気もします。
 いつまでも「ひきこもり気質人間」でいたい気もしますが、
 変わりたいような気がしないでもありません。
 どちらにしても、
 「ひきこもり気質人間」は(少なくとも僕は)、
 「高エネルギー人間」に尻を叩かれつつ、
 隙間を縫って、軽くひきこもりつつ、生きています。
 僕は主体的に「人と交わっている」のでしょうか?
 「交わらされている」感がいまだにぬぐえない、今日この頃です。
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