履歴書、書いちゃいました

最近勢いに乗っているので、
その勢いのままに面接受けちゃいました。
コンビニのバイトです。
知人の紹介です。
僕の苦手なことは百八つあるのですが、
そのうちの一つが「履歴書を書くこと」です。
考えてみると「電話をかけること」も苦手ですし、
労働の入り口からダメダメちゃんなんですね、僕は。
まあそれでも、履歴書、書いちゃいました。
今回は履歴を偽ることをせず、正直に書いたのですが、
見事にスカスカなキャリアだなあと、
我ながら笑っちゃいました。
ひきこもりもニートも一応キャリアだと僕は思っています。
「裏キャリア」みたいなもんですが。
でも正式な文書では表しづらいですね、さすがに。
そこで「履歴詐称」の必要が生じたりするわけです。
これは裏キャリアの人達にとっては重大な問題です。
このことで心の病気をこじらせたり、
表キャリアへ抜け出す際の足かせになったりするんですね。
僕もその一人だったわけです。
「正直に書いて悪いはずがない」とか、
「詐称するぐらいの図太さをもて」とか、
「そもそも裏キャリアを歩くのが悪い」とか、
正論でいくらでも言い負かされてしまいそうです。
でも、これは確実に重大な問題なんです。
では、問題解決のためにどうするか?
「キャリアカウンセリングを受けましょう」
これだとウチの宣伝みたいでなんかイヤですね。
僕がどうやってこの問題をクリアできたのか?
あまり的確に答える自信はないんですね、正直。
「勢いにまかせて」というのはありますが、
ヘタすると反動で深く沈みこんでしまう可能性もあります。
失敗しても自分を否定することにはならないと思えたから、
履歴書が書けたんだと思います。
僕がここまで来るのに十年近くかかりました。
これを読んでなにかを感じていただけたなら幸いです。
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