キャリアサポーター養成講座の中で、ロールプレイをやっている。
私がカウンセラー役となり、同じ講座を受けている人にクライアント
役をやってもらう。
これまでに20分のカウンセリングを3回行った。
来週は私がその結果を発表するので、今その準備をしているところだ
が、「カウンセリングって難しい!!」と改めて思う。
それはカウンセリングには、カウンセラーの力量が非常に要求される
からだ。
この講座を受けるまでは「誰がカウンセリングを行っても大差ないの
では?」と思っていたけれど、自分がカウンセラーの立場に立つと
自分の無力さを思い知る。
何よりカウンセラーとしての自分の問題点に直面する。
この3回のロールプレイでは私は聞くだけで精一杯だった。
相手の話を受け止めきれず、「こういうことを言っては相手を傷付け
るのでは?」とか「こう言ってしまうと私の考えを押し付けることに
なるのでは?」と恐る恐る向かい合っていた。
どこか逃げている自分がいた。
だから20分のカウンセリングなのに、なかなか終わらせることが
出来ず、長引かせてしまった。
人と向かい合うときに「逃げない」ということは、今の私の一番の
テーマだ。
先週からは日常生活の中でも「逃げない」ことを目標に掲げている
が、なかなか難しい。気が付くと、ついつい逃げようとしている自分
がいる。
なのでここは一つ冷静になって、自分が逃げようとしていると気付く
と、立ち止まって客観的に状況を見てみることにした。
何から逃げようとしているのか?
何故逃げようとしているのか?
それは私の思い込みではないのか?
という風に。
でもどうしても感情的になって客観的になれないこともあるし、
「逃げちゃだめ」と思いつつ、やっぱり逃げてしまうこともある。
だけど、それは仕方ない。
初めからそう上手くはいかないのだ。
とりあえず「逃げようとしている自分」を客観的に見る練習から
始めることとしよう。