両親へのカミングアウトもし、
数日後にはカウンセリングもし、
そのことをブログにアップし、
みなさんからストロークやコメントをもらい、、
さて、肝心な自分は今、何を感じているのか。。
あの告白自体は、
その後の生活を快方へ導いているには違いないのだが、
それに伴う自分の気持ちが現実にまだマッチしていない。。
あまりにも長い脚本を演じていたせいかな。。
時々思うのは、よくも我慢してきたなとも思うし、
もう少し早ければ、、なんて意味のない後悔をしたり、
そういや昨日、部屋から見える垣根の一本の樹木が、
枝切されていました。
自分は今の部屋(二階)に越してきてから、
この樹木を眺めるのがひとつの習慣になっていて、
晴れた日、雨の日を幾度も経て
すくすくと枝が伸び、葉を付けていく様子を見ていた。
垣根とはいえ、部屋から樹木が見られるなんて、
これまでにない環境で、自分なりに気に入っていた。
そんな樹木が枝切された。
ふと、かなりんタロットを思い出した。
「無駄な木」というカードだ。
有用な木というのは人の役に立つために、
すくすく伸びても枝は生活のために切られたり、
果実は食糧のためにもぎ取られたりしてしまう。
でも無用な木は、何も役に立たないので、
枝も切られずどんどん成長し葉をつけていく。
そして、その木陰には人が集まってくる。。
(確かこんな意味だった。。。)
どうやらこの樹木は、垣根という役の割には育ちすぎて、
一階に住む人達には日当たりを悪くし、
だから枝切されてしまったのか。。
この樹木に、何を思ったのか。
親のためにと思ってつけた枝や果実は、
有用であったと思いこみ、それは無意味な我慢と忍耐によって
もぎ取られたという、逆説的な有用な木。
有用でありたかったという自己愛的な木。
それが、自分だった。
あれから毎日ボンヤリし、
時々、父親からメールや電話がかかってくる。
これから405という木は、どんな木になっていくだろうか。
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