臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

「悼む人」

「読めない本」を読んだ。先々週、ブログに書いた事で一歩踏み出せた。人間の本質的な部分、触れられたくない、触れたくない部分。でも、いつかは必ず対峙しなければならないもの。見たくないもの、でも見なくてはならないもの。気づいているのに、気づいていないふりをしたくなるもの。・

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

統一地方選挙

選挙当日、長男が「誰に入れて良いのか全く分からない。」と、ポソッ。その言葉を聞きながら、ああ・・ヤッパリ。選挙当日一週間前、にわかに候補者が早朝駅前に立ち始めた。しかし全く存在感が感じられない。演説どころか、「おはようございます。」と言うあいさつが消え入りそうに聞こえる

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

読めない本

もう、かれこれ2年にもなる。何が?というと、返さなきゃ返さなきゃと思って、早く読まなきゃ読まなきゃと思って、ついに2年。その本の持ち主は、その本を読んだ時の感想を、感動で涙が止らなかったり、リアルな表現にゾクゾクと鳥肌が立つと表現した。その表現に、すぐにでも読みたくなり

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

「お爺さんは90歳」

日中は暖かったのに、夕方からは肌寒い。桜吹雪の舞い散る光景が待ち遠しく感じる。「ENISHI」でも地震の影響からか、客足が暫く遠のいていたようだ。そんな中、先週土曜日、お店は強風で、看板が倒れたり、店先の日よけがバタバタと剥がれそうで気がかりだった。静かすぎるお店は、

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

分からない。

何とも言い難い3連休が今日で終わってしまった。何だか、休んで居ながら休んだ気がしない。何かを引き摺って居る様でスッキリしない。未曾有の大地震の影響は計り知れない。目を背けたくなる様な事ばかりで、考えたくは無い。でも、考えてしまう。何か言葉を発して、自分の気持ちを整理し

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

ギューギュー。

今朝早めに家を出、着いたばかりの電車に飛び乗った。ギューギュー、詰めるだけ詰められ、周りは男性ばかり。身長が成人男性の胸の辺りまでしかない私の肋骨は、折れるのではないかと思う程。しかも足の踏み場にも困り・・。混雑の中、早々と後悔し始めた。今、地震が起きると間違いなくパニ

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

ニコリともしない。

月曜日から雨と雪で寒い。こんな悪天候の日に友人と逢う約束をしてしまった事を後悔しながら、変更のメールが来ないかチラチラ携帯を見たが、来ない。約束時間の1時間前では、もう変更は有り得ない。仕方無く、待ち合わせ場所に向かった。約半年ぶりだった。気合いの抜けた状態の私に反

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

ゆっくりな時間

最近、「何かをやらなければならない」という強迫概念に侵される事が少なくなって来た。つい、この間までは、次から次と自分に対する課題を自分で作りだしては、アップアップとしていた。今は、気が抜けた状態だ。今は、精神的に非常に楽な上、時間が比較的ゆっくり過ぎて行く。あまりに、

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

アー、ウー。

アーだの、ウーだの、朝晩頻繁に聞こえて来る。その音程があまりにも酷く調子はずれで、ここ一カ月位は、馬鹿にしながら、聞き流していた。そろそろ年齢の壁には勝てないだろうに!よくやるわ~なんて、思いつつ。ところが今日、ツラツラと流暢に中国語が流れ始めた。何を言っているのかサ

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

箱根の山は真っ白だった。

やはり2月は寒い。先週の連休、箱根に出掛けた。幾つものコースを巡る予定があっ気なくオジャンになった。雨混ざりの雪で山々は、一夜明けると真っ色。楽しみにしていた交通機関はストップし、湯元の商店街は行き場の無い人達で溢れた。降りしきる雪の中、目の前に広がる小高い山を少しで