CSNの片隅で

一昨日、宛てもなく出かけた。
夏を思わせる太陽とその空気は、
自分の気持ちを激しく照らした。
家を出れば人と会い、大通りに出ると更に人、ましてや新宿に出ようものなら、人の洪水。
慣れていたというか、当たり前の光景だった。
でもその日はやけに、行き交う人の表情、発している言葉、隠された感情に、自分は勝手な反応をした。
行動や言葉にしないまでも、反応された相手にすれば関係ないのに、まるで行き交う人の滲む感情を受けている気分。
そして自分は、この人達は一体何を想い、何を感じ、何をしているのかと。
その晩から、体調を崩した。次の日以降の予定をキャンセルするほどに。
そして今日、CSNで会うはずの男Nにメールをし、折り返しの電話で男Nとかなりんと話した。
なんだか二人の声が、染み入る感じがした。
今は染み入った感じを詳細に思うより、「二人が居た」ことを思っていたい。
ブログを通じて二人にメッセージなんて、ちょっと演出っぽくていやらしいけど、
このブログを読む人達に、CSNの片隅の出来事から、今日の二人に限らず「あなたが居て、あなたが居る」という
ごく一般でありそうなのに、そうなかなかない場所だということを、
感じてほしいなと思います。
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