それでも話してみよう

人と接する機会が増えたせいか、
自分の感情に即した意見や考えを述べる機会が多くなり、
そのたびにこれまで学んだ交流分析やSSTを念頭に置き、
最近では以前触れたことのあるアサーティブネスを
改めて意識し始めている。
アサーティブネス、自己主張をすること。
自分の要求や意見を誠実に、率直に、対等に表現をする。
言葉にすれば簡単そうなのに、
いざそれらのイメージや行動の実践となると、
そうたやすいものではないと痛感させられる。
人の数、状況の数だけ自己主張をする機会があり、
型どおりのやりかたで通用しないから、
なおさら苦心してしまう。
私はたまたま交流分析に触れてきたからか、
アサーティブネスを実践するには、
その知識も必要だろうと思っている。
グループでも一対一の場でも、
自身が感じた自我状態を察知し、
その上でそれを話すのかどうか意思決定の判断をし、
相手に対等かつ尊重し合えるような伝え方を練り、
自身の要求に応えをだす。
このように考えてコミュニケーションをとろうとすれば、
それだけで面倒だし疲れてしまいますね。
それでも、交流分析やらアサーティブネスを意識するのは、
今までのコミュニケーションの取り方に不全感が伴っていたからだろう。
アサーティブの4つの柱。
自我状態モデル。
どのように伝えるか。
人生脚本。
技法や用語、パターンを知っていると得策ではある。
しかし交流分析やアサーティブネスの用語を百回書いても、
実践の一回に勝るものはないのが、コミュニケーションではあるまいか。
言葉を発するには勇気がいり、
黙っているにはあまりに自身にぞんざいの狭間で、
「それでも話してみよう」は、
これから大切にしたい気持ちのひとつです。
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