高知では41度という、
観測以来最も高い気温を記録した今夏。
東京では丸1日30度を下回らなかった日があり、
先月末から今月はじめにかけて涼しかったせいか、
暑さエネルギーが一度に押し寄せてきたような天候だ。
こういう暑さを経験してしまうと、
多少の暑さもやれやれと思いながら、なんとかしのげるものだ。
特に夜は、熱帯夜の基準である25度でも少し気持ちよく感じる。
夕方、買い物で外出していてもなんとなく風が心地よく、
今日は涼しいなと思っていると、28度だったりする。
嫌でも襲ってくる気象現象は、
なんとかやってのければあとはどうにか合っていくものだ。
人間の環境順応性というのはよくできているが、
気持ちでは暑さへの不快を気づかずにいると、
不注意な行動をしてしまいがちだ。
暑いんだから、少しくらい気が緩んでも仕方ない。
暑くても、多少我慢するしかない。
これは夏に見落としがちなラケット感情だそうです。
暑さへの不快はどうしようもないけど、
だからこそ現実的な視点や行動が必要なのでしょう。
意外と熱中症というのは、我慢する傾向が強かったり体内の反応に鈍いと、
陥りやすいのかもしれません。
そう考えると、夏の大人の火遊びもそのうちのひとつでしょうね。
8月も15日を過ぎると、
「さぁ、これから夏だぞ!」という勢いよりも、
暑さにも慣れた落ちつきを払うような感じだ。
そう感じるのは、私がサマーラケットに侵されていたからか。