息子の役目

現在、父が直腸ガンで二度目の入院をしています。
とはいっても、今回は快復のための入院で、
手術も無事終わり、あとは退院を待つだけとなりました。
特に以前両親が住みこみで働いていたお店の関係者には、
見舞いに来たり父にメールで励ましたりしていたので、
母とも相談して直接会いに行ったり、メールで報告を済ませたのです。
ひとまず安心かなと思ったところ、
そのうちの一人からこんな一文のメールが届きました。
「405は息子の役目をちゃんと果たして立派です。」
メールの送信者は、住みこみ先の子でした。
それを読み、なんだかイヤな気分になりました。
息子の役目を果たす??
立派だ??
なんだそれは??
確かにこれまでのいきさつを考えると大変だったし、
自分も母もホッとはした。
その大変さを知らないくせにとか、
「役目を果たす」的なそんなものじゃない。
やっぱり辿りつくのは、
住みこみの家の子どもと父との確執なんだなと。
その家の子ども達は、現在でいうDV家庭で
自分の父に「父親」を投影した気持ちもわからなくはない。
そして父がその子ども達を、非常にかわいがっているように見えたのも。
でもそれによって、自分は自分の人生脚本を描いてしまった。
父をとりやがって…
悲しみと怒りの混在を感じる自分。
立派というストロークに、裏面を感じる自分。
自分の子どもの感情反応であっても、
それって何さみたいな。
感じた分だけ、それがまるで上に向かって吐いたものが
自分に降りかかり、自分が吐いたものだらけになってしまうようなありさま。
「それはイヤです」と言いづらい関係だと、難しい返事。
もしかして、自分が無意識に報告という手段で自分をディスカウント、
あるいはゲームをしかけたのか。
ちょっと考えてみます…
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