この部屋に越してきてから四度目の冬になる。
過去の三回はイヤな思い出ばかり。
底冷えのする寒い部屋。冬篭り。冬眠。
そんなイメージが固まってしまって、
すっかり冬が大嫌いになってしまったけれど、
今年はそんな兆候はみえない。いい感じ。
出かけようとして外に出る。
寒い。
言い換えれば、部屋の中は暖かい。
考えてみれば当たり前で、
部屋の中には風も吹かないし雨も降らない。
電気ストーブだけでも暖房はある。
外出することの効果は外界との比較だけではない。
やるべき仕事がある。
人と交流する。
家に帰ってする一番のことは睡眠。
布団にくるまっていればそれなりに暖かい。
独り身でココロが寒いなんてことはほとんど考えなくなった。
記憶が薄れつつあるのだけれど、
一年前にブログを書き始めたときには、
正直言ってタイトルが少し重い感じがした。
「ニートからの旅立ち」なんてイメージがわかなかった。
古い衣にいつまでもしがみついていたい気持ちでいっぱいだった。
このときのことを今書こうと思っても、書けない。
だから、
ブログを書き続けてよかったなと、本当に思う。
旅立つプロセス、
旅立った後の新たな旅、
ひきこもりではなくなった自分、
100回目のブログを書くこと、
どれも全く想像できなかった。
なので、
今日ばかりは思いっきり自画自賛してみようかな?
そういえば、
そういう自分を嫌いじゃなくなってる。
どちらかというと大好き(笑)
気のせいかもしれないけれど、
今年の冬の僕の部屋は、暖かい。
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