先週、職場でこの半年間の自分の仕事に対する評価のフィードバック
がありました。
上司とこの半年間の私の仕事ぶりについて、面談を行うのです。
まず「何をしたら満足なの?」と聞かれました。
何をしたら満足? 私は何をしたら満足なんだろう?
そんな質問がされた意味は良くわかっている。
表面的には仕事をこなしているものの、何に対しても興味を持たず、
達成感も持たず、本当に淡々と面白くもなさそうに(不満そうに?)
仕事をしている私に対する投げかけ。
今は何をしても満足じゃない私。
その後も話は続いた。
「自分の足りないところは?それを埋めようと、必死にやるものじゃ
ないのか?」
「何になら一生懸命になれる?」
「あなたの能力が他の部署で生かせるのなら、異動という手もある
けど、今のあなたでは、自信を持って他部署へ推薦することはでき
ない」
いろいろな言葉に対して、そうだ、そうだろうな、と思いながら聞い
ていた。
なんだか言葉が遠かった。
のらりくらりと質問に答えていたんだけど、そのうち涙がぽろぽろ
出てきた。
こういう時、涙をこらえて私は歯をくいしばったり、舌をかんだりし
てこらえようとする。
でも、いったん涙が出てしまうと、もう抑えられない。
職場で泣くなんて、子供みたいだな。
いい年して何やっている んだろう、と思いながら。
そんな中で、私は時間がほしい、と言った。
NPOに入っていて、そこに使える時間がもっとほしい、と言った。
今の職場では、残業残業で早くにあがることは難しい。
恒常的に忙しく、暇な時期があまりない。
先週、転職のことでかなりんのカウンセリングを受けた時の言葉だ
な、と思いながら話した。
そして、ああそうか、私やっぱり自分で自由に使える時間がほしいん
だな、と改めて思った。
今でこそ、仕事に対してやる気のない私だけど、始めからこうでは
なかった。
最初は、この会社で出世してやる!と思っていた。
念願の本社に異動になった後も、がむしゃらに仕事をしていた。
残業をして、いつも会社で夜ご飯を食べていたし(これは今もかわら
ないか・・)、平日に仕事が終わらなかったり、大きな仕事がある
場合には、進んで土曜日に出勤していた。
それでいいと思っていた。それで自分の評価があがるなら、と。
仕事で自分を実現することが、私にとって一番大事なんだ、と思って
いた。
でも本社に来て3年くらい経った時から、ふと疑問を持つように
なった。
何私仕事ばかりしてるんだろう?
なんでいつもいつも会社で夜ご飯なんか食べてるんだろう?
休日ぐらい、自分の好きなことをしたい、と思った。
そして仕事の手を抜くようになった。
そんなに一生懸命しなくたっていい。
ほどほどでいい。
土日になんか、出勤する必要ない。
今までは進んで仕事を取りに行っていたのに、取りにいかなく
なった。
面倒くさくなった。
そしたら、上司も私にはあまり仕事を回さなくなった。
それでますます私は仕事から引くようになった。
そして、今の私がいる。
中途半端な私。
今の私が中途半端なことは良くわかっている。
「だって仕事が面白くないんだもん、悪い?」みたいに上司に反抗し
ている子供みたいな(甘えてる?)私がいることも分かっている。
「時間がほしい」なんて正直に上司に話したことがよかったのか
どうかは分からない。
正直に話さずに、うまく立ち回ればよかったのでは?とも思う。
さて、これからどうするかね。
今、私は2つの選択肢を思い浮かべている。
①もう一度心を入れなおして、仕事に身を捧げる。
②NPOでの活動をどんどん広げていきながら生きていく。
①の方が、なんだか楽に思える。
決められた枠内で仕事をしていけばいい。
安定している気もする。
でも、②の道があることに気付いてしまった。
NPOで2年近く過ごしてきた。
このことを、ないことにすることは出来ないな、と思う。
ここで過ごした時間を無視して、①の道にもどるなんて、出来ない
んじゃないかと思う。
ここからが大変!ほんと全然楽じゃない。
ちゃんと一歩一歩進んでいけるのかも不安。
私のことだから、「やっぱりあの時、①の道を選んでいれば・・」
なんて思いそう。
でも、以前かなりんがブログのコメントで書いていたように、目の前
のことを越えていくことに集中しようと思う。
その先に何がまっている?なんて不安になるんじゃなく。
その為に、今は少しでも時間を作ろう。