サンプラザ相談センター
7月1日付け日経新聞一面「春秋」欄に、「全国勤労青少年会館」の名があった。愛称「サンプラザ」である。東京中野の駅前に独特の三角形のビルが出現して50年。その威風堂々な姿を多くの人々に印象づけてきた。 記事には「音楽公演の会場として知られるが、本来は上京して働く若者らが
7月1日付け日経新聞一面「春秋」欄に、「全国勤労青少年会館」の名があった。愛称「サンプラザ」である。東京中野の駅前に独特の三角形のビルが出現して50年。その威風堂々な姿を多くの人々に印象づけてきた。 記事には「音楽公演の会場として知られるが、本来は上京して働く若者らが
当ホームページの「過去ログたちの宴」には、団体を立ち上げて数年後の2005年から2015年にメンバーが交代で綴った2500にも及ぶブログのうち、1500篇が格納されている。NPO設立後今年でちょうど20年。時折読み返しては、「そんな時代もあったね~♪」と懐かしい思いに耽ったり、
ワールドカップが始まった。久々の大会に胸が躍る。日本は、いやでもあの「ドーハの悲劇」を思い出させるカタールで、それも本戦でドイツを破った。何とも強くなったもんだ!W杯と言えばその昔、結構熱いブログを書いていた時期があった。ドーハから実に十数年後の2006
交流分析(TA)が差し出してくる概念は、私たちの生き方や生活にダイレクトに役に立つ。そのなかでも「脚本」の理論は際立って有用で面白い。TAの創始者エリックバーンは、「脚本とは、誰もが無意識のなかに持っている人生計画」だと言う。「誰の人生にも予め決められたストーリーがあり
今回はある青年アスリートの物語である。若干22才、プロ一年目の新人ゴルファー。名を平本世中(せじゅん)という。韓国人の母と日本人の父を持つハーフである。 彼の話を初めて聞いたのは3年前、旧知のT氏からであった。T氏(※1)は介護施設の経営者で
「親密さ」というのは、エリックバーンが「時間の構造化」で挙げている6様式のうちの一つである。「人は常に社交的な交流行動で時間を構造化して生きている」とバーンは言う。その行動には「4つの基本的な種類」と「2つの限定的なケース」がある。前者は挨拶などの「儀礼」、多くは雑談
最近「オクトー」というタイトルの連ドラが始まった。副題に「感情捜査官」とある。このところブームの刑事ものの一種か?それにしても「オクトー」って何?ちょっと興味を引かれて観てみたら、これが存外面白い。土台になっているのがどうやら心理学の理論らしい。プルチックとい
ダイバーシティ。この頃とみによく耳にするようになった言葉である。多様性、違い、種々雑多、などを意味するらしい。企業の経営理念や政党の施政方針などを語るなかで、まるで花火のようにポンポンと打ち上げられては消えていく。威勢はいいけど実に実がない。い
つい先日、ものすごくでっかい新聞広告を見かけた。広告の主は日本有数の商社。両紙面一杯を使った特大サイズ。いやでも目に飛び込んでくる。グリーンを基調とした水彩画風の背景。手前から野原に建物、奥の方に森と空と雲。美味しーコーヒー、新しい道、誰かのために、暮らす、愛
先日の新聞に英国の「ファイナンシャルタイムズ」の記事が掲載されていた。米国の求人数が高止まりしている理由を推測している内容だったが、その中にあった「紫色のリス」という言葉が印象に残った。どうもこの言葉、「求人側の要件を完璧に満たす理想的な応募者」を意味する業界用語らしく、