カウンセラーかなりんの遊々随想

大勢に吼えろ!

 「亡ぶなら核のもとにてわれ死なむ人智はそこに暗くこごれば」  「原子炉の火ともしごろを魔女ひとり膝に抑へてたのしむわれは」 「原発はむしろ被害者、ではないか小さな声で弁護してみた」3首とも短歌界の巨匠岡井隆氏の歌である。最後の句は震災後の4月11日、日経の随筆欄に掲載さ

卯年生まれI子姐さんの神楽坂ひとり暮らし

読書メーター

最近、読書メーターというサイトを使い始めました。読んだ本や読んでいる本、さらには積読本や読みたい本まで、メモっておけるというもので、まぁ、いわゆる読書メモ、のようなもんです。本はリスト化されていて、そこから選ぶだけ。いちいち自分で入力する必要はなし。感想も書いておけたりし

カウンセラーかなりんの遊々随想

「縁(ENISHI)」閉店

 この一週間、小川のせせらぎに揺られている笹舟に乗っているような心地で過ごした。長かった一年の航海から港に戻り、ひとまず船をビットにつないで停泊。ほっとしたような、しないような。 船は乗組員がいなければ動かない、ということを思い知らされたこの一年。それでも残った数少ない

カウンセラーかなりんの遊々随想

鷗は鷗、亀は亀

 実はついさっきまでパソコンがダウンしていた。今週はそれをいい口実にブログをさぼろうかと思っていたら、直前に直ってしまった。 まあ、ずっと壊れっぱなしにしておくわけにもいかないので、喜ばしいことではあるのだけれど、解放感が一気にしぼむのも事実である。 ほんの4~5日の

臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース

後見人の補佐人

フッと目を反らした、その瞬間、半開きの窓越しに男性の顔が有った。歳の頃は60~70位だろうか?初老の割に皺が少ない。細面で長身。化粧でもすれば、スラ~ッと着物が似合いそうな美人に変身しそうな雰囲気を持つ。「貴方は、5月30日に・・。」と男性が「ENISHI」で作業してい

カウンセラーかなりんの遊々随想

悪党の目

 一昨日は川崎の「介護ヘルパー2級養成講座」で講義を担当、グループワークもして、帰りにその勢いでアメリカ橋の伯母の家に寄った。92歳の伯母は、元気にひとり暮らしをしているが、耳が遠いので大きな声で喋らなくちゃならない。こちらも元気がいるのである。 伯母は夕食を終えてTV

卯年生まれI子姐さんの神楽坂ひとり暮らし

あれやこれや

なんか近年にない肌寒い6月ですね。子どもの頃は、梅雨の時期はストーブが出されていたことも(寒いだけじゃなく、もちろん洗濯ものを乾かすためだったんでしょうが)あったけど、最近は大抵梅雨も7月だし、こんな寒さを感じる梅雨はいつ以来なんだろうか、と思う毎日です。どうもこの時期

男Nのニートからの旅立ち

睡眠欲の塊

今、ものすごく眠い。その欲望に忠実であろうと思う。ふと気付いた。僕は、食欲、性欲はそれほど強くないと思う。でも睡眠欲はとてつもなく強い。その欲望に忠実であろうとすると、社会的に活発な生活は難しい。僕は欲のない人間だと思っていたが、実はものすごく欲深い、我欲の塊の

OLA子のキャリアアップへの道

そんなに働くんですか?

最近、「女の人なのに、そんなに働くんですか?」と言われることが続いた。1つは顧客先で、地方に本社にある会社で、年配の方なので、まあそう思うだろうな、と聞いていた。もう1つは、東京で働く同じような年代の男の人だったので、言われた時は、「えっ」と思った。同じような年代の男