カウンセラーかなりんの遊々随想

日常の崩壊はビルドで防げ!

 芥川賞の2作を読んだ。今回は又吉直樹氏の『火花』が何かと話題だが、私はどちらかというと羽田圭介氏の『スクラップ・アンド・ビルド』の方を面白く読んだ。 生きる気力をなくし寝たきり同然になっている祖父が、口癖のように言う「死にたい…」という言葉を、介護をしている孫が至れりつくセリの

男Nのニートからの旅立ち

唐突に崩壊する日常

8月14日にT医院に行った。いつものように処方箋をもらい、薬局に行った。シャッターが閉まっていた。貼り紙があった。8月13日から8月16日まで休業軽く途方に暮れた。処方箋の有効期限は発行日から4日間。14、15、16、17。17日ならギリギリ薬を受け取れる。なので17日に受け取る

カウンセラーかなりんの遊々随想

虫愛ずる婆さん

 この暑さのせいかは定かではないが、今年は心なしか虫が多い。毎晩のように勾玉色のカナブンがトイレの窓から入ってくるし、大きな蛾や茶色のコオロギ、瑠璃色をした小さな虫(ルリハムシというらしい)や、大小のクモ、もちろんゴキブリも闊歩している。コバエや蚊も多いみたい。 去年は夫が散歩の

男Nのニートからの旅立ち

イマどきのイケてるコール

早朝覚醒して手持無沙汰なのでブログを書く。なぜか夜明け前が一番筆が進む(タイピングだけど)。先週の金曜日も国会前に行った。今週、というか明日、というか今日、また国会前に行く予定。同じような考えの小市民軍団に混じることで得られる安心感。生きづらくてこじれて思考停止になって、奴等はプ

カウンセラーかなりんの遊々随想

過ぎてしまえば「地獄」もなかなか

 世の中いよいよ猛暑の盛りへと歩を進めんとしているが、何を隠そうこのかなりん、老体に鞭打って地獄の一週間を過ごし、先ごろめでたく無事の帰還を果たしたばかり。さすがにまだ何となく疲れを引きずってる感ありありの昨日今日。 言わずとしれた(?)精神保健福祉士講座のスクーリング。先週の日

男Nのニートからの旅立ち

6万分の1になった日

国会前に行ってきた。ただ行っただけといっても過言ではない。でも過言だ。僕は場の空気を作りにいったのだ。永田町駅から警察の誘導にしたがって国会正門前へ。まだ太陽が照る暑い時間帯。ほとんどの人が日陰で休んでいる。老若男女。そしてほとんどが普通の人。ゆっくりウォーキング

カウンセラーかなりんの遊々随想

軒下ショップ恵小箱リニューアルオープン!!

  去年の11月にオープンした「軒下ショップ・恵小箱」。店番不在という事態に陥り、随分長い間閉じたままだったが、ようやくリニューアルオープンにこぎつけた。 あれこれ考えたあげくの苦肉の策。店番のいない無人ショップにして、商品が欲しい人はくくりつけのポストに代金を入れ、勝

カウンセラーかなりんの遊々随想

未だ消えぬ苦いテーマ

 今日のヤフーニュースを開けたら、トップに「10か月ぶりの死刑執行」の文字があってドキリとした。以前カウンセラー仲間であったIが、常日頃「死刑制度があるようじゃ、日本もまだまだだ」と言っていたのを思い出した。 遠い昔、大学のフランス語の授業で、若い女性のフランス人講師

カウンセラーかなりんの遊々随想

リニューアルの中身

 近くのスーパーイオンが、3日間の休業でがらっと内装を変え、賑々しくリニューアルオープンをしてからほゞ1か月。当初は物珍しく何だか品物も豊富になった感じで、お客さんも多かった。これで今までパッとしなかった恵比寿のスーパーライフも改善されるかと期待したのもつかの間、早く